リアルな救助シーンと消防士たちの熱き姿を描く米NBCの大ヒットドラマ『シカゴ・ファイア』。すでにシーズン11までの更新が決定しており、本国ではシーズン9が放送されているが、ショーランナーのデレク・ハースによると、このシーズンでは過去最大級の豪華なセットとアクションが登場するという。米Cinemablendが報じている。
同サイトのインタビューに応じたハースは新シーズンの見どころを興奮気味に話してくれた。
「火事に巻き込まれる貨物エレベーターを含むステージ全体という大掛かりなセットを制作するよ。本当に楽しい。（デヴィッド・エイゲンバーグ演じる）クリストファー・ハーマンと（ジョー・ミノソ演じる）ジョー・クルースが主にそのシーンに登場する。シーズン9の第4話では、今までで最も壮大な悪ふざけをしたんだ。あれには特殊効果が必要だった。実は、初めて（Instagramなどで人気の）ドーナッツ・カメラも使用したんだ。そして以前もやったように、（テイラー・キニー演じる）ケリー・セブライドは今年もスキューバをするよ」
またハースは続けて、「リック・ルフェーバーが指揮を執るスタント部門と、ジョン・ミリナックの特殊効果部門に拍手を送りたい。まだパンデミックの真っ只中にいるけど、彼らは私たちが今まで行っていたスタントメイキングや特殊効果のレベルを落とすことは一切なかった。他の人が何と言おうと、私たちはテレビ業界で最高だと思っているよ。彼らは、スタントでエミー賞を受賞するべきだ。エミー賞の人たちは、我々がものすごいことを行っているということに気がついていないんだ」とスタントや特殊効果チームもねぎらった。
このようなスタント撮影はかなり野心的に聞こえるが、本作が毎週のように危険なアクションのロケを行っていることを考えれば、それほど驚くべきことではない。ハースはコロナ禍という特殊な状況にもかかわらず、視聴者のために素晴らしい作品を提供し続けるだろう。
過去最高レベルと言われるセットやアクション満載の『シカゴ・ファイア』シーズン9は、米NBCにて毎週水曜日に放送中。（海外ドラマNAVI）
Photo:『シカゴ・ファイア』シーズン7 © 2018 NBCUniversal Media, LLC
