Disney+(ディズニープラス)にて配信中のマーベル・スタジオ初のドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』。本シリーズで天文物理学者のダーシー・ルイスを演じているカット・デニングスが、自身の思い描く『ワンダヴィジョン』の展望を明かした。英Independentが伝えた。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台にした本作は、晴れて結婚したスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)の結婚生活を『アイ・ラブ・ルーシー』や『The Dick Van Dyke Show(原題)』などのクラシックなシットコムの要素を盛り込んで描いている。
このほど、米Extraのインタビューを受けたカットは、劇中で次にどんな作品を取り上げたいかと問われると90年代に人気を博したコメディシリーズ『ボーイ・ミーツ・ワールド』の名前をあげた。「お気に入りのホームコメディを聞かれた時は、いつも同じ答えなの。『ボーイ・ミーツ・ワールド』よ。どのように機能させるかはわからないけど、私は90年代シットコムのファンで、それは...私のストライクゾーンのようなもの」
1993年から2000年まで7シーズンにわたり放送された『ボーイ・ミーツ・ワールド』は、コーリー・マシューズ(ベン・サヴェージ)と彼の友人たちの6年生から大学生までの日常と成長を描いた青春コメディだ。その後、後日譚にあたるスピンオフ『ガール・ミーツ・ワールド』もシーズン3まで放送された。
しかし、先週12日(金)に配信された第6話では、同じく子どもたちがメインのシットコム『マルコム in the Middle』を元ネタにしたエピソードだったことから、今後のエピソードで『ボーイ・ミーツ・ワールド』がテーマになるのは難しいのかもしれない。
カット演じるダーシーはFBI捜査官のジミー・ウー(ランドール・パーク)と協力して、ワンダとヴィジョンの周りで起こる謎について捜査しているが、彼女がはじめてマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の世界に登場したのは2011年に公開された『マイティ・ソー』だった。
『ワンダヴィジョン』はDisney+(ディズニープラス)にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)
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『ワンダヴィジョン』© 2021 Marvel