Disney+がNetflixを抜くのは2026年...、でも世界であの国だけ!?

2019年のサービス開始以来、急成長を遂げている動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)は、2026年に最大手動画配信サービスと言われるNetflixの加入者数に追い付く見込みだという。米Hollywood Reporterが伝えた。

Digital TV Researchが共有した新しいレポートによると、Disney+(ディズニープラス)の加入者数は2026年に2億9400万人に達し、Netflixが同時期に抱えると予想される加入者数2億8600万人を超えるという予測を打ち立てた。

しかし、同レポートでは「Disney+がNetflixの加入者数を超えるのはインドの1カ国だけでしょう。Netflixの1300万人に対し、Disney+ Hotstar(インドでのサービス名)は9800万人の加入者になる」と報告されている。

Digital TV Researchのアナリストであるサイモン・マレー氏は次のように述べている。「Disney+ Hotstarは2026年までにアジア13カ国に展開されます。これらの国々の総加入者数は1億800万人を超える予測で、この数字は全世界加入者数の37パーセントを占めますが、予想収益の26.2億ドル(約2800億円)は全世界のわずか13パーセントです。Hotstarの加入者は米国の加入者が支払う月額利用料の三分の一の額しか支払わないのです」

調査会社は、Disney+の世界的な収益が2026年までに207.6億ドル(約2兆2000億円)に達すると予測しているが、これは同期間のNetflixの予想収益395.2億ドル(約4兆2000億円)の半分ほど。両サービスはそれぞれオリジナルシリーズの製作に尽力しており、現在、Disney+では『マンダロリアン』、Netflixでは『ブリジャートン家』『ザ・クラウン』が広く視聴されている。

また、同社の調べでは中国のストリーミングサービスがその年に2億7900万人、Amazon Primeが1億8400万人、HBO Maxが5000万人、Apple TV+が1100万人に達すると予測している。(海外ドラマNAVI)

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