『アウトランダー』クリエイター、ディズニーマジックキングダムが舞台の複数の作品を製作

ダイアナ・ガバルドンによるベストセラー小説が原作のファンタジー・ロマンス『アウトランダー』。本作のクリエイターであるロナルド・D・ムーアが、ディズニーのマジックキングダムを舞台にした複数の作品をDisney+(ディズニープラス)で製作していることが明らかになった。米Varietyが報じている。

最初のプロジェクトは、ムーア自身が脚本を手がけ、製作総指揮としても参加する 『The Society of Explorers and Adventurers(原題)』。このシリーズは、S.E.A.(The Society of Explorers and Adventurers)という世界各国のディズニーパークにおいて、探検家、冒険家、科学者などが所属しているという架空の学会をもとにしており、別の世界にはディズニーに登場するキャラクターやファンタジーランドといったディズニーパークにあるテーマランドが実際に存在しているとい設定のもとストーリーが綴られる。

ムーアは他のプロジェクトでもディズニーの映像チームとタッグを組んでいると言われており、これはマーベルや 『スター・ウォーズ』の世界観でのクロスオーバーやユニバースに似ているものとなる。ムーアがこの世界観の中で、複数の作品をフランチャイズするそうだ。また、ムーアのプロダクションであるMoore"s Tall Ship Productionsと『アウトランダー』のプロデューサーでもあるマリル・デイヴィスも本作に参加する。

このニュースは、ムーアがウォルト・ディズニー・テレビジョンの傘下に入った米20th Televisionと複数年の包括的な契約を結んだと報じられた直後に発表された。ムーアは長年ディズニーファンであり、同社と仕事をするために複数のスタジオからのオファーを蹴ったとも言われている。

またムーアとジョン・M・チュウ(『クレイジー・リッチ!』)がDisney+(ディズニープラス)の『Swiss Family Robinson(原題)』製作に取り組んでいることは既に発表されていた。

ムーアの最近のその他の作品には、米Appleのオルタナティブ歴史宇宙レースドラマ『フォー・オール・マンカインド』と米Amazonの『フィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズ』『ロズウェル/星の恋人たち』、米Syfyの『バトルスター・ギャラクティカ』のリブート版などがある。(海外ドラマNAVI)

Photo:

Pixabayより