『THE FLASH/フラッシュ』ハートリー・ソーヤーの解雇劇で、シーズン7が受けた影響とは

米CWのDCドラマ『THE FLASH/フラッシュ』のショーランナーが、ラルフ・ディブニー/エロンゲイテッドマン役のハートリー・ソーヤーの解雇と新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、シーズン7はどんな影響を受けたのかを明かした。

ハートリーはシーズン4でのゲスト出演を経て、シーズン5からレギュラーとして主要キャラクターを演じていたが、過去数年間にわたる人種差別的かつ女性蔑視的なツイートが問題視され、2020年6月にシリーズを解雇された。

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以前のインタビューで、ショーランナーのエリック・ウォレスはエロンゲイテッドマンのために別の俳優をキャスティングして、シーズン7に登場させる考えがあることを述べていたが、最近の米TV Lineのインタビューで、ハートリーの降板と新型コロナウイルスの影響も受けてシーズン7の第1話と第3話のエピソードに変更があったことを明らかにした。

「第1話の変更は約20%ほどだった、と言っておきましょう」

続けて、「我々はスー(ナタリー・ドレイファス)のジョセフ・カーバー(エリック・ネニンジャー)殺害容疑を晴らさなくてはならないので、そのエピソードにエロンゲイテッドマンは非常に重要で、キャストの降板に対処しなければいけませんでした...」とエロンゲイテッドマン役の重要性を語り、「エヴァ(エフラット・ドール)の物語を完成させることには頭を悩ませましたが、困難を好転させることでエピソードはより強いものになります。視覚効果に頼ることでスケールを保つ賢い方法も見つけました。そして、キャラクターの感情や役者たちをより頼りにして、物語をどのように導入するか、どのように展開するか示す必要がありました」と述べた。

過去の自身の発言によりシリーズを去ったハートリーだが、「ユーモアを履き違えた私の言葉は、人を傷つけ、受け入れ難いものです。当時、注目を集めようと本当にひどいことができてしまったことを恥ずかしく思います。深く後悔しています」と自身の非を認めて謝罪していた。

どんな展開が待ち受けるのか―、『THE FLASH/フラッシュ』シーズン7は米CWにて放送中。(海外ドラマNAVI)

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『THE FLASH/フラッシュ』公式Instagramより