『ウォーキング・デッド』マイケル・カドリッツ、『羊たちの沈黙』続編で演じるキャラを分析

大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』でエイブラハムを演じたマイケル・カドリッツが、映画『羊たちの沈黙』の続編となる新作ドラマ『Clarice(原題)』で演じるキャラクターを分析している。米Comicbook.comが報じた。

『Clarice』は、『羊たちの沈黙』の1年後となる1993年のワシントンD.C.を舞台に、FBI捜査官のクラリス・スターリングが、首都に蔓延する政治的な風土や背景に対処しながら連続殺人鬼を追う姿が描かれる。さらに、オリジナル映画であまり触れられていなかった、彼女の私生活にもスポットライトが当てられる。

『Clarice』でマイケルが演じるのは、『羊たちの沈黙』の10年後を描く続編映画『ハンニバル』でレイ・リオッタが演じた米司法省監査次官補のポール・クレンドラ。

映画版ほど悪人臭さがないドラマ版のポール・クレンドラ。その点についてマイケルは『Clarice』から『ハンニバル』に至るまで9年という時間があることを指摘している。「その間に何が起こったかなんて誰にもわからないよね? それを僕たちが描いていくんだ。なぜポールが『ハンニバル』で描かれたようになってしまったのか? それに製作チームがその理由を描く方向へ進む必要があるのかどうかもわからない。明らかに一部のキャラクターには知的財産権の問題があり、ドラマシリーズで中心になるのはクラリス・スターリングの物語だから、その世界を再構築する必要があるからね」と、映画とドラマ版のクレンドラの違いは、時間の経過と権利問題が絡んでいると述べた。

続けて、「10年もあれば多くのことが起こり、人間は変わる」と言い、『Clarice』で将来的にクレンドラがどのように変わっていくかは未知数だとも付け加えている。

『Clarice』では、『オリジナルズ』や『プリティ・リトル・ライアーズ』などに出演しているレベッカ・ブリーズが主演し、アレックス・カーツマン(『HAWAII FIVE-0』)とジェニー・ルメット(『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』)が製作総指揮を務める。

マイケルがどんなクレンドラを演じるのか注目したい『Clarice』は米CBSにて放送中。(海外ドラマNAVI)

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『Clarice』マイケル・カドリッツ公式Twitterより