ある日突然、他人の心の内を聞くことができる能力を持ったヒロインを主人公に描くミュージカルコメディ『ゾーイの超イケてるプレイリスト』。本作の吹替版に出演する花澤香菜、福山潤らのインタビューが到着した。
2020年に米NBCにて放送開始された『ゾーイの超イケてるプレイリスト』。製作総指揮を務めるオースティン・ウィンズバーグ(『ゴシップガール』)の家族に起きた実体験をもとに、「人の心の動きを感じ取れたら」という大きなテーマで、ビートルズの「ヘルプ!」、ローリング・ストーンズの「サティスファクション」などのヒット曲とともに描かれる笑って泣けるミュージカルドラマ。
主人公のゾーイは、ある日突然他人の心の内を聞くことができる能力を持つことになる。しかもそれはただの台詞ではなく、ゾーイに向かって歌いかけてくるのだ。あらゆる人が彼女の周りで歌を歌い踊るという突然の異変に混乱しながらも、徐々に前向きに受け入れていく。
■花澤香菜(『君の名は。』『ドクター・ドリトル』など)/ゾーイ・クラーク役(ジェーン・レヴィ)
――収録されていかがでしたか? 意識されたことなどありますか?
目が離せない人間模様と魅力的な歌唱シーンで、このドラマのファンになってしまいました!!!ゾーイは豊かな表情や仕草やギャグなどチャーミングなところがたくさんある女性です。悩みを抱えている人を放っておけない人情の厚さも持っています。同僚からの評価で「滑舌が悪い」と言われるくらい早口でもごもごと喋るので、それを意識しています。でも台詞が聞き取れないといけないので、塩梅が難しいです!
――お気に入りのシーンや見どころポイントがあれば教えてください。
ゾーイの恋愛です。なかなか甘やかな雰囲気にならないドラマなのかと思いきやトキメキくシーンもありますので、不器用な彼女がどんな恋愛をしていくのか、見守っていただきたいです。
――特にどのような方に本作を楽しんでいただきたいですか。
日々の生活に窮屈さを感じている方に観ていただきたいです。こんな風に心の叫びを歌にできたら良いのになぁ...と思うくらい清々しい歌声に出会えます!
――本作をご覧になる方へメッセージをお願いします。
仲間の力を借りながらいろんな困難を乗り越えていくゾーイを、応援しながら観ていただけたら嬉しいです。前向きな気持ちになれる作品ですので、イケてる音楽に身を任せてお楽しみください。
■福山潤(『THE FLASH/フラッシュ』バリー役など)/マックス役(スカイラー・アスティン)
――収録されていかがでしたか? 意識されたことなどありますか?
ゾーイの同僚で良き理解者であり親友の様な間柄。お茶目でお喋りなキャラクターですがチャラチャラせず、誠実でだけどやや子どもっぽい部分もある男性です。その匙加減が難しいですが楽しいですね。演じることができて大変うれしい人物です。
――お気に入りのシーンや見どころポイントがあれば教えてください。
マックスでいうならば、初めて自分に芽生えたある感情を歌い上げ、それを聴いたゾーイが反応するシーンですね。
――特にどのような方に本作を楽しんでいただきたいですか。
ミュージカルが好きな方にはもちろん、ミュージカルは比較的苦手という方にはぜひ一回見ていただきたいですね。「なぜ、ミュージカルは歌うのか?」という一つのお題に答えを出していると感じますし、何よりそこが面白さの肝にもなっています。言うまでもないですが、洋楽好きの方は楽しめると思います。色んな楽曲が歌われますので。
――本作をご覧になる方へメッセージをお願いします。
観て聴いて、感じて楽しんで、続きが気になって。考えるも羨むも良しのハートフルなドラマです。ぜひ見て聴いて、アナタの気持ちは何の歌なのかを想像してみて下さい!
■田村睦心(『GOTHAM/ゴッサム』ブルース・ウェイン役など)/モー役(アレックス・ニューウェル)
――収録されていかがでしたか? 意識されたことなどありますか?
モーはゾーイの頼れる親友ポジションなので、言いたいことズバッというけど愛情深くて優しく聴こえるといいなと思ってやっています。
――本作でお気に入りのシーンや見どころポイントがあれば教えてください。
ゾーイと会社の仲間たちのやりとりが好きなのですが、特に上司のジョーン(ローレン・グレアム)が好きです。女性で上司という立場の二人が噛み合っているような噛み合っていないようなやり取りをしてるのが面白いです。あと二人がお酒をのんでるところがすごく楽しそうで観ているこちらまでのみたくなっちゃいます。
■中井和哉(『ONE PIECE』ロロノア・ゾロ役など)/サイモン役(ジョン・クラレンス・スチュワート)
――収録されていかがでしたか? 意識されたことなどありますか?
面白い設定でポップなミュージカルシーンはあるけれど、描かれている心情はとてもデリケートでリアルなもの。サイモンも心の傷や弱さと同時にそれを表に出さないバランス感覚を持った「普通の人」として演じたいと思いました。
――本作でお気に入りのシーンや見どころポイントがあれば教えてください。
ゾーイの両親の関係、夫婦の形が見えてくるシーンが好きですね。長年の絆だったり、それでもやっぱり伝わらないこと、言えないことがあったりというのは、一定の年齢以上のみなさんには刺さりまくるのでは。
■楠大典(『ジュマンジ』シリーズのブレイブストーン博士役など)/ミッチ・クラーク役(ピーター・ギャラガー)
――収録されていかがでしたか? 意識されたことなどありますか?
(『The O.C.』など)これまでピーター・ギャラガーさんの吹替えをさせて頂く機会が何回かありまして、素敵な役者さんなのでいつも吹替えるのが楽しいです。
――本作でお気に入りのシーンや見どころポイントがあれば教えてください。
出演されている役者さんたちの歌が素晴らしいのも見どころですが、ストーリーも心暖まる作品なので観て癒されてください。
■冬馬由美(『ヤング・シェルドン』メアリー役など)/マギー・クラーク役 (メアリー・スティーンバージェン)
――収録されていかがでしたか? 意識されたことなどありますか?
ファンタジーと日常が混じり合うからこそ、より自然な存在であるよう心がけています。"母親"や"妻"という立場に偏らず、常に"女性"として、優しく、強く、しなやかでありたいと意識しています。
――本作でお気に入りのシーンや見どころポイントがあれば教えてください。
歌って踊るシーンはどれも好きなのですが...、動くことができなくなってしまったミッチが歌うところは特別ですね。娘であるゾーイに、妻であるマギーに、想いをこめて歌うシーンは胸にグッときて超おすすめポイントです。
■渡辺美佐(『セックス・アンド・ザ・シティ』ミランダ役など)/ジョーン・ベネット役(ローレン・グレアム)
――収録されていかがでしたか? 意識されたことなどありますか?
ジョーンは仕事大好き!バリバリのキャリアウーマンですが、この作品では揺れ動く乙女心や仕事人間ならではの葛藤や苦悩が豊かに描かれているので、高圧的な上司という表現一辺倒にならないように。そして、視聴者の皆様に愛されるキャラクターの一人になれれば良いなと思っています。
――本作でお気に入りのシーンや見どころポイントがあれば教えてください。
やはり、歌やダンスシーンではないでしょうか! 耳慣れた楽曲も多いですし、歌詩も素晴らしいので、ミュージカルが好きな方もそうでない方も楽しめる作品になっていると思います。
『ゾーイの超イケてるプレイリスト』放送情報
スーパー!ドラマTVにて(全12話)
3月25日(木)より独占日本初放送!
[二カ国語版]毎週木曜22:00 ほか
[字幕版]毎週木曜24:00 ほか
(海外ドラマNAVI)
Photo:
『ゾーイの超イケてるプレイリスト』(C)MMXIX, LIONS GATE TELEVISION INC. AND UNIVERSAL TELEVISION, LLC ALL RIGHTS RESERVED.