タイトルを『CSI: Vegas（原題）』として帰ってくることが明らかになった大ヒット犯罪捜査ドラマ『CSI： 科学捜査班』（以下『CSI』）。早くてこの秋から放送されるというリメイク版について現時点でわかっていることを米Looperがまとめている。
およそ20年前の2000年に放送開始し、2015年まで15シーズンに渡って愛された大ヒットシリーズ『CSI： 科学捜査班』。TVシリーズとしては『CSI： マイアミ』『CSI： ニューヨーク』『CSI： サイバー』という3本のスピンオフを生み出し、小説やゲームも発売された一大シリーズのリメイクは、番組放送20周年を記念して企画が持ち上がっていたが、新型コロナウイルスの影響を受けて頓挫。ようやくタイトルが発表され再び復活に向けて動き出した。
『CSI: Vegas（原題）』について気になる点はつきないが、まずはいつ見られるのかということ。現時点で正式な発表はされていないが、昨年2月の時点で製作中と発表されていたことなどを考えると早くて今年の秋、もしかしたら今年の夏という可能性も考えられる。
米The Hollywood Reporterによるとオリジナル版から3人のキャストが復帰するとのこと。ギル・グリッソム役のウィリアム・ピーターセンとサラ・サイドル役のジョージャ・フォックス、そしてデヴィッド・ホッジス役のウォレス・ランガム。さらに過去に脇役として『CSI』に出演したことのあるマット・ローリアとメル・ロドリゲスの出演も報じられているが、演じる役柄は不明だ。
ストーリーについてもまだ多くは明かされていないが、これまでの法医学捜査ものでは見たことがないような脅威が描かれるという。CBSエンターテインメントの社長ケリー・カールは声明で、新たに迎え入れた次世代の科学捜査官たちをこれまでの伝説的なキャラクターたちと融合させることや、犯罪捜査の技術がここ数年で劇的に進歩したことなどを述べていた。愛する『CSI』が、アップデートを遂げて戻ってくることに期待して良さそうだ。
今後も『CSI: Vegas（原題）』の情報が入り次第お届けしたい。（海外ドラマNAVI）
Photo:『CSI： 科学捜査班』シーズン1 ©2018 CBS Studios Inc.
