TVシリーズ版『ジョン・ウィック』についてわかっていること

キアヌ・リーヴスが伝説の殺し屋に扮する映画『ジョン・ウィック』シリーズのTV版が米Starzにて製作されることはすでにお伝えしている通り。ここで、今わかっている情報について米Indie Wireがまとめている。

映画『ジョン・ウィック』は、最愛の妻と平穏に暮らしていた元敏腕の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ)が、大切なものを奪われたことをきっかけに復讐に乗り出すところから始まるサスペンス・アクション。2014年の1作目を皮切りに、2017年の『ジョン・ウィック:チャプター2』、2019年の『ジョン・ウィック:パラベラム』と、これまで3本の映画が公開されており、今後さらに2本の劇場版公開が控えている。

映画の前日譚となるTVシリーズのタイトルは『The Continental(原題)』。映画でイアン・マクシェーンが演じたウィンスンが主人公となり、彼の若き日々が描かれるという。製作を担うライオンズゲートTVの会長ケヴィン・ベッグスによれば、ウィンストンが支配人を務めるヒットマン御用達のホテル"コンチネンタル"がスピンオフの舞台となり、「私たちが追求するのは、若きウィンストンと仲間たちがこのホテルに足を踏み入れた経緯です」とのこと。

映画の約40年前に時代設定されているため、イアンの出演がないことは確認されているが、彼がナレーションとして参加する可能性は残っているようだ。また、ジョン・ウィックの若い頃よりも昔の話を描くため、ジョンがTVシリーズの世界に入ってくることもないという。

「シーズン1は各話90分の全3話でアプローチしており、リミテッドシリーズと解釈できるでしょう」とベッグス。キアヌはプロデューサーとして参加することがあるかもしれないとも続けている。

さらに、新型コロナウイルスの影響で製作が遅れている映画版4作目は2022年5月27日に公開が予定されており、TVシリーズ版の放送はそれ以降になるという。(海外ドラマNAVI)

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キアヌ・リーヴス(C) NYKC