マット・ランター、Netflix『ジュピターズ・レガシー』の役にトニー・スタークを重ね合わせる

Netflixの新作ドラマ『ジュピターズ・レガシー』に出演するマット・ランター(『タイムレス』)が、自身が演じるスカイフォックス/ジョージ・ハッチェンス役に、マーベル映画『アイアンマン』シリーズの主人公トニー・スタークとの共通点を見い出している。

『ジュピターズ・レガシー』は、マーク・ミラーとフランク・クワイトリーが手掛けたコミックスをドラマ化したシリーズ。100年近く世界の平和を守ってきたスーパーヒーロー第一世代の功績を引き継いだ二世たちを中心に、先代のレガシーを汚さぬ活躍を期待される彼らがプレッシャーと闘う姿が描かれている。

米Entertainment Weeklyのインタビューで、マットは自身が演じるスカイフォックス/ジョージ・ハッチェンスについて、「カリスマ性と虚勢を併せ持っている」と表現している。「彼には、トニー・スタークと多くの共通点を見い出しているよ。(『パイレーツ・オブ・カリビアン』の)ジャック・スパローも少しね。そして、ジョージに息を吹き込むインスピレーションとして、クラシックなタッチとしてポール・ニューマンの要素も少し加えているんだ。いつも僕は、ポール・ニューマンには秘密があると思っている。彼の作品を観たら、いつだって彼は観客が知らない何かを知っているかのように、薄ら笑いを浮かべているからね。その表情が彼を興味深く見せているし、ジョージもすごく面白い男だと感じたんだ」と、さまざまなキャラクターを自分が演じる役に投影していることを明かす。

物語の半分は現代が舞台となるが、マット扮するジョージは1929年のシーンに登場しているため、ポール・ニューマンが漂わせるクラシックな雰囲気が演じるうえで参考になったようだ。

また、マットはドラマ版について、「マーク・ミラーが作り上げた世界はすごく広大だ。まさに多世代にわたる物語で核になるのは人間のストーリーで、そこに根付いている。だから、スーパーヒーローの要素は二次的なものなんだよ」と、シリーズの素晴らしさを称えていた。

ドラマ版には、中心となるシェルドン・サンプソン/ユートピアン役でジョシュ・デュアメル(『トランスフォーマー』シリーズ)、ウォルター・サンプソン/ブレインウェーブ役でベン・ダニエルズ(『エクソシスト 孤島の悪魔』)、グレース・サンプソン/レディ・リバティ役でレスリー・ビブ(『アイアンマン』シリーズ)が出演している。

『ジュピターズ・レガシー』は、Netflixにて5月7日(金)より配信スタートしたばかりだ。(海外ドラマNAVI)

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Netflix『ジュピターズ・レガシー』