『エミリー、パリへ行く』シーズン2、エミリーはフランス文化に適応していく

シーズン2の制作に入ったことが発表されたNetflixオリジナルズシリーズ『エミリー、パリへ行く』。世界中が熱い視線を送る新シーズンでは、よりフランス文化に適応したエミリーの何気ない日々も見られるようになると米Varietyが伝えている。

『SEX AND THE CITY』の製作陣がリリー・コリンズを主演に迎えて贈る『エミリー、パリへ行く』。配信開始後の1カ月で視聴世帯数5800万を記録し、昨年最もヒットしたNetflixオリジナルコメディに。アメリカ人エミリーがパリで奮闘する姿は絶大な支持を獲得した一方で、フランスカルチャーの描き方について「美化されている」など厳しめな意見も寄せられていた。しかしクリエイターのダーレン・スターによるとそれこそが狙いだったという。

「パリに初めて行ったとき、街や目に映る数々の物の美しさに圧倒されると思う。僕が思うにパリに長く住んでいる視聴者の多くが、この物語はパリを初めて味わうキャラクターの目を通して描かれているということを全く理解していなかったんじゃないかな。エミリーは本当に身の周りのすべてに感動していたんだよ」

パリを中心にサントロペや南フランスで撮影が行われる予定のシーズン2では、さらにフランス語習得に挑戦し、フランスに適応しようとするエミリーが描かれると同時に、何気ない日常も見られるようになるというが、これはシーズン1の意見を受けてのものではなく、エミリーに起こりうる変化が理由だとスターは強調した。ファンが気になる恋愛模様についても、クリフハンガーで終わりを見せたその後には、予測不能のストーリーが待っているとスターは明かした。

撮影開始の発表に合わせてエミリー役のリリーはコメントを発表。「俳優として、アーティストとして、クリエイターとして、最もやりがいを感じる贈り物は、作品を通して色々な方法で人々と繋がることです。人々が笑顔や笑いを探し求める試練の時に、このプロジェクトに携わり、人々が必要としている安らぎを提供することができることを、とても光栄に思います」と喜びを露わにした。

『エミリー、パリへ行く』シーズン2の具体的な配信日などはまだ発表されていない。（海外ドラマNAVI）

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