米AMCにて8月に放送開始される『ウォーキング・デッド』のファイナルシーズンは残忍かつダーク、そして歴史が混ざり合うと、チーフ・コンテンツ・オフィサーのスコット・ギンプルが明かした。米Comicbook.comが報じている。
シーズン10の後半では、ついにダリル(ノーマン・リーダス)やキャロル(メリッサ・マクブライド)たちが囁く者たち(ウィスパラーズ)と決着をつけるが、その代わりに新たな敵となる収穫者たち(リーパーズ)が登場する。
そのファイナルとなるシーズン11について、ギンプルがかなりダークなトーンになると語った。「完全にダークで陰鬱なわけではないし、暗闇の間にいくらか光が差すけど、ダークなところは本当にとてつもなくダークなんだ。だけど容赦なく暗いのではなく、いくつか明るい部分もあるよ」と、全体的にシーズン11はダークだが一筋の光が差すと述べている。
さらにギンプルは、詳細に触れないようシーズン11の見どころについても語る。「あまり深くは踏み込めないが、ファイナルシーズンのエピソードには、その背後に感情の強さと脅威の激しさが混在していて、キャラクターの様々な歴史も混ざり合っている。その中には本当に残忍な展開があって、その出来事が最も愛すべきキャラクターの何人かに直接影響を及ぼし、彼らの過去に結びつくのを目にするだろう」と、緊迫感あふれるストーリーになるという。
『ウォーキング・デッド』は幕を閉じるが、ダリルとキャロルを主人公にした新スピンオフと、アンソロジーとなる『Tales of the Walking Dead(原題)』、リック・グライムス(アンドリュー・リンカーン)を主人公にした映画版の製作が進行しており、シリーズのユニバースは拡大中だ。
ファイナルとなる『ウォーキング・デッド』シーズン11は、AMCにて8月22日(日)に放送スタート。(海外ドラマNAVI)
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『ウォーキング・デッド』 (c)Eli Ade/AMC