人気SFドラマシリーズ『スター・トレック：ディスカバリー』のNetflixでの配信が、本日をもって終了する。本シリーズを製作＆配信する米Paramount+（旧CBS All Access）の親会社である米Viacom CBSが、今後のリリース展開について述べている。米Deadlineが報じた。
『スター・トレック：ディスカバリー』はシーズン1がスタートした2017年にNetflixで世界的に配信され、Netflixは海外配信権のために多額の費用を支払っていたが、その契約が終了。これを受け、Netflixにおける同作の配信が、現地時間11月17日（水）をもって終了するとのこと。
アメリカでは11月18日（木）にParamount+でシーズン4が配信開始されるが、世界的には2022年に20カ国以上の海外市場でローンチするParamount+にて展開予定。現時点で、その20カ国にはイギリス、ドイツ、アイルランド、オーストリア、スイスなどが含まれ、ViacomCBSは来年以降に約45の市場に参入する見込みだと発表しているが、日本への参入については明らかになっていない。
ViacomCBSの国際ストリーミング部門でトップを務めるケリー・デイは、「我が社の国際的なストリーミング計画が急速に拡大するにつれ、世界中のParamount +市場向けに、より多くの人気作品をViacomCBSへ持ち帰っています。私たちは市場全体で成功できる、世界的および地域に根付いた強力なコンテンツを提供するパイプラインを持っており、『スター・トレック：ディスカバリー』のような愛すべきシリーズを、Paramount+のために本国アメリカへ持ち帰ることは前進への第1歩となります。さらなる必見作を世界中のファンに届けるつもりです」と、今後の計画と意気込みを語っている。
これまで時差なく視聴できていた『スター・トレック：ディスカバリー』。同作ならびにParamount+の今後に注目しておきたい。（海外ドラマNAVI）
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『スター・トレック：ディスカバリー』
