11月24日（水）よりDisney+（ディズニープラス）で配信が開始したマーベルドラマ最新作『ホークアイ』。マーベル・スタジオの社長で"マーベル・シネマティック・ユニバース"（以下MCU）の全作品同様、本作でも製作総指揮を務めるファイギが『ホークアイ』はクリスマスの定番になって欲しいと思っているとScreen Rantが伝えている。
アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウらと共に、"アベンジャーズの創設メンバー"として数々の戦いに挑んできた巧みな弓技をもつ男ホークアイことクリント・バートン。家族を大切にする父親という顔を併せ持つ彼のファミリードラマはMCUでもみどころの一つだった。
そんな彼を主人公にした本作が描くのは『アベンジャーズ／エンドゲーム』の1年後。"アベンジャーズを辞めたい男"ホークアイの前に"アベンジャーズになりたい女" ケイト・ビショップ（ヘイリー・スタインフェルド『ディキンスン 若き女性詩人の憂鬱』）が出現。クリスマスまであと6日に迫ったホリデーシーズン真っ只中のニューヨークを舞台に、二人は大事件に巻き込まれていく。
物語の幕開けは2012年。映画『アベンジャーズ』での戦いに巻き込まれ、ケイトは父親を失ってしまう。悲しみに暮れる彼女にとって唯一の希望は自分の命を救ってくれたホークアイだった。その後ケイトは弓矢だけでなく空手など様々なスポーツを習得。文武両道に励み、輝かしい功績を残し万事順調かと思いきや、母の再婚を受け入れられずにいた。一方、クリントは愛する子どもたちを連れて盛大にクリスマスを祝おうとやる気満々。しかしアベンジャーズを讃えるミュージカルなどを見れば見るほど、苦い思いを思い出し、蘇るトラウマに苦しめられるのだった...。
こうしたスーパーヒーローの人間的なドラマを包み込むのはクリスマスムード一色のニューヨーク。これはファイギ曰く意図したものだったそう。ファイギはEntertainment Tonightに次のように話した。
「『ホークアイ』がホリデーシーズンに必見の作品になることを願っているよ。おもしろいよね、ホリデイシーズンを舞台にした物語を作りたかったんだ。『アイアンマン3』で少しだけクリスマスを描いたけれど、誰もクリスマス映画として見る人はいなかった。けど今回は気後れせずにいえる。これはクリスマスの話だって。毎年この時期に見ることができるようなアイデアをすごく気に入ってるし、ちょうどサンクスギビングの前にリリースされたのも最高だよね。そしてちょうどクリスマス頃に終わるんだ。ディズニープラスで初めてアベンジャーズ創設メンバーが登場したことも最高。ホークアイを演じるジェレミー・レナーも言うまでもなく素晴らしい。ありがたいことに、ヘイリーがジェレミーと仕事をしたいというのでケイト役をお願いした。このペアがホリデイをとても幸せなものにしてくれるに違いない」
現時点で配信されているのは2話のみだが、すでに溢れるクリスマスの魅力。ファイギの自信を聴く限り、今後もクリスマスの定番ドラマとして世代を超えて親しまれる作品になると期待してよさそうだ。
『ホークアイ』はディズニープラスにて独占配信中。（海外ドラマNAVI）
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