米CBSの大ヒット犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』でドクター・スペンサー・リードを演じたマシュー・グレイ・ギュブラーが、番組の舞台裏を捉えたドキュメンタリーシリーズ『The Unauthorized Documentary』の新エピソードを公開した。
短編ドキュメンタリー『The Unauthorized Documentary』は、『クリミナル・マインド』の撮影舞台裏やキャストのインタビューなどをフィーチャーしたシリーズ。そのエピソードが最後に投稿されたのは2020年11月だったが、この度、約4分30秒の新エピソードを公開。2020年2月にファイナルを迎えた『クリミナル・マインド』の撮影最終日の様子が収められている。
冒頭、シリーズの終了を知った1週間後のマシューが映し出されており、彼は終了に大きなショックを受け、自分の控室の荷物を外へ投げ捨てるなど、かなり荒れている様子。
そして、シリーズ最後のシーンを撮影するときになって、マシューはセットから逃走。スタジオを抜け出し、走り続ける彼が泣き出して大声で叫んでいると、エージェントのジョシュ・ハワードから電話が。「一体どこにいるんだ? 最後のシーンを撮影しようとしているのに」と伝えると、マシューが「最後のシーンの撮影はしないよ。最後のシーンを撮影しなかったら、番組を終えることはできないだろ。番組が終わってほしくないんだ」と泣きながら答えている。
すると、「心配するな。次の仕事はある。『North of Juarez』という長編西部劇映画だ」とハワードになだめられるマシューだが、「クソみたいな西部劇に僕の名前を載せないよ!」と返答。
ところが、次のカットではカウボーイハットを被って馬に乗ったマシューが登場し、4人の男に追われるシーンに切り替わっている。この『North of Juarez』はドキュメンタリー用の架空の映画ではないかと思われる。
マシューは『クリミナル・マインド』終了後、短編映画『Beginner"s Luck(原題)』や宗教をテーマにした『King Knight(原題)』、米Showtimeの『Cinema Toast(原題)』に出演している。
(海外ドラマNAVI)
Photo:
『クリミナル・マインド』©ABC Studios