1989年から5シーズンにわたり放送されたアクションアドベンチャーシリーズ『タイムマシーンにお願い』のリブート版が米NBCにて製作されることがわかった。米TV Lineが伝えている。
NBCにてパイロット製作が進められているリブート版『タイムマシーンにお願い』。は、物理学者サムがタイムリープによって意識を過去に戻し、エピソード毎に誰かの身体に入り込んで、ホログラムで登場する親友アルの助けを借りながら過去の過ちを正そうとするストーリー。『NCIS:ニューオーリンズ』や『スター・トレック エンタープライズ』でお馴染みのスコット・バクラがサム役で主演を務めた。
『バトルスター・ギャラクティカ』などで知られるアル役のディーン・ストックウェルは昨年9月に他界。当時スコットは「ディーンが僕と言う人間を作ってくれた」と言葉を贈っていた。
リブート版で描かれるのは、サムがクォンタム・リープ加速装置に足を踏み入れ消えてしまってから30年後だという。ファンが一番気になるのはスコットが戻ってくるのかどうかという点だと思うが、関係者によると現時点では未定。
オリジナル版のクリエイターであるドナルド・P・ベリサリオはリブート版でも製作総指揮を担当。さらに共同製作総指揮、共同脚本に加えてナレーションを担当していたデボラ・プラット(『ザ・インターネット』)も製作総指揮に名を連ねているという。
オリジナルチームとタッグを組み、リブート版を率いるのは『HAWAII FIVE-0』の脚本家として知られるスティーヴン・リリアンとブライアン・ウィンブラント。この二人が脚本を担当するほか、『ブラインドスポット タトゥーの女』のマーティン・ゲーロも製作総指揮に参加する。
昨年、作品のリブートの可能性について「とても重要な話」と話していたスコット。「どのような作品になるのか、誰がやるのかわからない。ここ数年、権利関係がめちゃくちゃだし、それが整理されているのかさえわからない。それがずっと厄介な問題なんだ」と、障害があることを明かしつつも「この作品は僕にとってとても特別。」とオリジナル版の良さを活かしたリブート版製作を期待する意思をみせていた。
具体的な放送日や出演者などの詳細は明らかになっておらず、続報に期待したい。(海外ドラマNAVI)
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