テレビ界最高の栄誉を称えるエミー賞授賞式が開催され、この1年に亡くなったスターや関係者を悼むイン・メモリアム(追悼)コーナーが放送された。しかし、チャック・ノリスをはじめとする名優たちの名前が映像に含まれておらず、SNS上でファンの落胆や疑問の声が相次ぐ波紋を呼んでいる。
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チャック・ノリスやニコラス・ブレンドンの不参加にSNSで疑問の声
エミー賞の追悼セクションは毎年大きな注目を集めるが、放送時間の制約上、全追悼者を映像に含めることは困難だ。今年もリストから漏れた名前にファンが素早く反応した。
特に波紋を呼んだのが、かつて人気を博したドラマ『バフィー ~恋する十字架~』(『吸血キラー 聖少女バフィー』)に出演したニコラス・ブレンドンの除外。式典前半の企画で同作が取り上げられ「過酷な2年間だった」と触れられていたにもかかわらず、ニコラスの名前がスクリーンに映し出されることはなかった。
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さらに、アクションスターとして知られる『炎のテキサス・レンジャー』のチャック・ノリスをはじめ、『スターシップ・トゥルーパーズ』のパトリック・マルドゥーン、『ザ・リング』のデイヴィー・チェイス、『30 ROCK/サーティー・ロック』のグリズ・チャップマン、バラエティ界のジェイ・P・モーガンらの除外も話題となった。アクションファンからはチャック・ノリスの功績を画面で称えるべきだったとの声も上がっている。
豪華なパフォーマンスとキャサリン・オハラへの追悼
一方で、今年の追悼セクションは例年以上に豪華な演出で彩られた。コーナーの冒頭では、キャサリン・オハラへのオマージュが捧げられた。壇上には『シッツ・クリーク』でキャサリンと共演したアニー・マーフィとダン・レヴィ、そして映画『ホーム・アローン』で共演したマコーレー・カルキンが登壇。アニーやダン、マコーレーらが故人との思い出や功績を称えた。
さらに、ドリー・パートンやロブ・ライナーにも個別の追悼セクションが用意された。ドリーらの功績が振り返られたほか、ティム・カリーやヘイデン・パネッティーア、授賞式当日に逝去した衣装デザイナーのボブ・マッキーらも追悼の対象となった。ステージではノア・カーンがサイモン&ガーファンクルの名曲「明日に架ける橋」を熱唱し、ノアの歌声にあわせて映像が流れた。
放送枠の限界とアカデミーの対応
追悼企画がどれほど手厚く作られていても、過去1年間に他界したすべての人物を称えることには物理的な限界がある。映画界や音楽界を中心に活躍した人物は優先順位が下がってしまうケースもある。
また、主催であるテレビ芸術科学アカデミーは、画面に映るキャストだけでなく、番組を裏で支えたクリエイター陣への敬意も欠かせない。『ウィル&グレイス』や『フレンズ』で監督や製作総指揮を務めたジェームズ・バロウズや、ニュース専門局CNNの創業者であるテッド・ターナーといった重鎮たちにも時間を割く必要があるからだ。ジェームズら裏方の偉業を称えることもエミー賞の重要な役割である。
なお、放送時間の都合により画面上で紹介しきれなかった関係者についても、テレビアカデミーの公式サイトでは多くの名前と功績が掲載されている。
『バフィー ~恋する十字架~』(『吸血キラー 聖少女バフィー』)はディズニープラスにて配信中。エミー賞授賞式見逃し配信はU-NEXTにて9月22日まで実施中。(海外ドラマNAVI)








