全世界が衝撃を受けたロブ・ライナー監督の死から9ヵ月。彼が、俳優として大きな栄誉を手にした。米Entertainment Weeklyが報じている。
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カリフォルニア州ロサンゼルスで9月5日(土)・6日(日)にかけて発表された第78回プライムタイム・クリエイティブ・アーツ・エミー賞。その中で、ライナーは『一流シェフのファミリーレストラン』での演技により、コメディシリーズ部門のゲスト男優賞を獲得した。
『シュリンキング 悩めるセラピスト』でパーキンソン病患者を演じたマイケル・J・フォックスをはじめ、同作のブレット・ゴールドスタイン、『ウィドウズ・ベイ』のハミッシュ・リンクレイター、『Hacks(原題)』のクリストファー・マクドナルド、『サタデー・ナイト・ライブ』のコナー・ストーリーという強力な対抗馬を押さえての受賞となる。
ライナーは『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン4に計3話にわたってアルバート役で出演。アルバートは当初、料理人のエブラにビジネスの成功法を語る怪しい人物のように見えたが、実は彼の才能を見抜いており、店の未来図を語る彼を温かく導く存在となった。今年6月にリリースされた最終章にライナーは出演できなかったものの、エブラが彼に電話する形でアルバートを物語の中に再登場させていた。
同賞のプレゼンターを務めたウェンディ・マクレンドン=コーヴィ(『それいけ!ゴールドバーグ家』)とデヴィッド・アラン・グリア(『レジデント 型破りな天才研修医』)が受賞者としてライナーの名前を呼ぶと、会場ではスタンディングオベーションが起こり、厳かな雰囲気で彼の受賞を称えた。ウェンディは「今回は立って迎えるのがふさわしいですね。ロブが今夜ここにいて、この喜びを一緒に分かち合えたら良かったと皆さんが願っていることは分かっています。彼に代わってこの賞を受け取れることを光栄に思います」と語った。
Standing O for the late Rob Reiner, who won Guest Actor in A Comedy Series for The Bear #emmys pic.twitter.com/MX2t1mL7xN
— Gerrad Hall (@gerradhall) September 7, 2026
なお、今回はライナーにとって48年ぶり3度目のエミー賞受賞。5度にわたり候補に挙がったコメディドラマ『All in the Family(原題)』で1974年と1978年に助演男優賞を手にしていた。2024年には、自身が監督を務めたドキュメンタリー『Albert Brooks: Defending My Life(原題)』で2部門にノミネートされたが受賞は逃していた。
ロブ・ライナーと妻のミシェル・シンガー・ライナーは昨年12月、ロサンゼルスの自宅で遺体となって発見された。この事件について様々な報道がされる中、先日には夫妻の長男ジェイクが婚約者と8月に結婚していたことが報じられており、今回のエミー賞受賞はそれに続く数少ない明るいニュースと言えるだろう。
第78回プライムタイム・クリエイティブ・アーツ・エミー賞ではほかには、マリスカ・ハージティ(『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』)が自身の母親ジェーン・マンスフィールドをテーマにしたドキュメンタリーで2冠を達成。デヴィッド・ハーバー(『ストレンジャー・シングス 未知の世界』)は『欲望のセントルイス』でエミー賞初受賞(助演男優賞)を果たした。作品別では、『ウィドウズ・ベイ』がゲスト女優賞や撮影賞を含む8冠と強さを見せたほか、先日打ち切りが発表されたばかりの『スパイダー・ノワール』が音響賞など4部門で栄誉を手にしている。
『一流シェフのファミリーレストラン』全5シーズンはDisney+ (ディズニープラス)で配信中。第78回プライムタイム・エミー賞のレッドカーペット・授賞式は、U-NEXTにて9月15日(火)9:00よりライブ配信予定。(海外ドラマNAVI)








