『バフィー~恋する十字架~』のルパート・ジャイルズ役や『魔術師マーリン』のウーサー・ペンドラゴン役、『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』のルパート・マニオン役などで知られるイギリス人俳優アンソニー・ヘッドが亡くなった。享年72。米Varietyなど複数のメディアが伝えている。
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彼の娘たちがBBCニュースに対し、「肺炎の合併症により、家族に見守られながら安らかに息を引き取った」と発表している。

1954年にロンドンのカムデン・タウンで生まれたアンソニーは、1970年代後半にミュージカルで役を得た後、テレビや映画に進出。前述した3作のほかにも、BBCのコメディ『リトル・ブリテン』で架空の首相を演じたり、メリル・ストリープが2度目のアカデミー賞主演女優賞に輝いた映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で政治家のジェフリー・ハウを演じていた。

「私は幸運だった。あなたを知っていたから」
訃報を受けて、『バフィー』の共演者たちが追悼のメッセージを寄せている。
バフィー役のサラ・ミシェル・ゲラーは、自身のInstagramに同作撮影当時のアンソニーと撮ったオフショットをアップ。「“ジャイルズに伝えて。問題は解決したし私は大丈夫だって” 実のところ、問題は解決していないし私は大丈夫じゃない。でも私は幸運だった。あなたを知っていたから」と綴り、悲しみを表明した。
アンヤ/アニヤンカ役のエマ・コールフィールド・フォードは、2011年にロンドンでアンソニーと会った際の写真を投稿。「これは2011年にロンドンの地下鉄で撮ったの。映画『マーガレット・サッチャー』の撮影現場に友人のトニー(アンソニー)を訪ねに行った時にね。ランチを食べて、レコード店に立ち寄り、夕食も摂り、飲んで、お腹が痛くなるまで笑った。完璧な一日だった」と当時の思い出を振り返った。さらに「この素晴らしい人と、27年間も友人として過ごせて、幸運な瞬間がたくさんあった。彼は親切で賢明で、困難な時の導き手だった。あなたはとても愛されていた」と故人を偲んだ。
エンジェル役のデヴィッド・ボレアナズは、「私が知るアンソニーは、いつも笑い、いつも笑顔の人でした。そして私はこれからも、そんな彼の姿を忘れません。彼は心から優しく、その生き方は私に多くの感銘を与えてくれました。ありがとう、兄弟。どうか安らかに」とコメントし、彼とのツーショットを添えている。
スパイク役のジェームズ・マースターズは「世界に穴が開いた。アンソニー・ヘッドが私たちのもとを去った。彼は『バフィー』のセットで常に親切で落ち着いており、キャストの中で最高の役者だった。最高の存在だった。彼を知り、彼から学べたことは幸運だった。彼はその存在によって世界をより良い場所にしてくれた。トニー、あなたが与えてくれたすべてのものに感謝している」と、故人への深い感謝と尊敬の念を綴った。
ジャイルズ役をはじめ、幅広い役柄でファンに感動と笑いを届けてくれたアンソニーの冥福を祈りたい。
『バフィー ~恋する十字架~』(別タイトル『吸血キラー/聖少女バフィー』)全7シーズンはDisney+ (ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)





