様々な人気ドラマに出演してきたネイサン・フィリオンだが、2018年にスタートした主演ドラマ『ザ・ルーキー』には脚本をまったく読まずに参加を決めたという。彼を動かしたものは何だったのだろうか?
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『ザ・ルーキー』シーズン9へ更新!ABC歴代3位の長寿番組へ
ネイサン・フィリオン主演の人気警察ドラマ『ザ・ルーキー』がシ …
番組の核となるアイデアには“耐久性”が必要
ネイサンは2016年、8シーズンにわたり主演した『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』が終了。その後しばらくは『サンタクラリータ・ダイエット』『レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』『モダン・ファミリー』などのドラマに短期間出演していたが、再びドラマで主演を張ることを選択した。
『ザ・ルーキー』の主人公ジョン・ノーランは、故郷ペンシルベニアで銀行強盗事件を目撃したことをきっかけに、40代でロサンゼルス市警察(LAPD)に入る。ネイサンは、脚本を読むことなくノーラン役を引き受けた理由をこう説明する。
「決め手は企画そのものだった。番組の核となるアイデアには、何年にもわたって作品を支えられるだけの強さが必要なんだ。長く続けられる可能性が欲しい。物語のネタ切れで行き詰まりたくはないからね。その点で、この作品にはちゃんと“エンジン”がある。ジョン・ノーランは文字通り人生をゼロからやり直しているんだ。彼には豊かな過去があるけど、すべてを新しく始めている。その設定は、多くの人が共感できる魅力的なものなんだよ」
クリエイターのアレクシ・ホーリーから出演オファーを受けた際、脚本がまだ完成していないことをそれほど気にしていなかったとも語る。「自分の強みの一つは、“どのパイに指を突っ込まないべきか”を分かっていることなんだ。責任は任せるべきなんだよ。ストーリー担当者は、自分が何をしているかがちゃんと分かっている。そして僕の得意分野はカメラの前に立つことだから、そこをしっかりやるんだ」
ネイサンがホーリーを信頼できたのは、二人が『キャッスル』で長く仕事をしていたことも関係しているだろう。同作でホーリーは脚本家と製作総指揮、シリーズ終盤にはショーランナーも務めていた。
二人の強い信頼関係は、ホーリーのインタビューからも窺い知れる。『ザ・ルーキー』でネイサンと再タッグを組んだ経緯について彼はこう語っている。
「できるなら、いつだってネイサンと仕事をしたいね。彼は素晴らしい俳優なだけでなく、本当に良い人間だし、真のパートナーでもある。この番組の話を受けた時、僕の頭に最初に浮かんだのは彼の名前だった。製作総指揮のマーク・ゴードンも同じ考えだったよ。ただ、ネイサンが再びネットワークで主演をやる準備ができているかは分からなかった。でも幸運なことに、僕のことを信頼してもらえたんだ」
『ザ・ルーキー』は今年4月にシーズン9へと更新され、『キャッスル』を超えてネイサン出演作として最も長くシリーズとなった。更新を受けてホーリーは「アイデアが尽きる気配はまったくない」と自信をのぞかせており、ネイサンが見込んだ通り立派な“エンジン”を持っていたようだ。







