アメリカで放送された『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン23のフィナーレは、ファンにとって忘れがたい一話となった。あまりに情報の多いフィナーレの真相を探るべく、米TVLineは『NCIS』のショーランナーを務めるスティーヴン・D・ビンダーを直撃。ヴァンスの復帰やケイラの未来、そしてマテオを巡る銃声の正体まで、独占情報を入手した。
以下、日本未放送のエピソードのネタバレがありますのでご注意ください。
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シーズン23のフィナーレで描かれたのは…
『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン23の最終話。職務中に命を落としてから2カ月、ロッキー・キャロル演じるレオン・ヴァンス局長が再び画面に姿を現した。ヴァンスは、ナオミ・グレイス演じる娘のケイラと共に回想シーンで復帰。ケイラは、凄惨な一連の爆破事件を解明するため、NCISチームと手を取り合い奔走した。
一方で、局内のパワーバランスにも不穏な動きが見られた。ラロシュ副局長がヴァンスの空席となった椅子を虎視眈々と狙うなか、マクギーの息子マテオは、インターンシップを視野にオフィスを見学に訪れる。しかし、ニック・トーレスは何かがおかしいと直感。裏路地でマテオと対峙した際、マテオは銃を所持していることを明かし、「振り返って立ち去れ。奴らが見ているかもしれない」とニックに警告を発した。ニックが彼に銃を向けた瞬間、一発の銃声が響き渡り――画面は非情にも暗転した。
――レオン・ヴァンスとして回想シーンにロッキーが戻ってきたのは素晴らしい演出でした。ヴァンスの退場を決めた時点でこの展開は計画されていたのでしょうか?
計画とまでは言わないけど、第500話で彼に起こったことの後、再び会うことになるだろうという共通認識はあった。我々は過去にも他のキャラクターで同様の手法を取ってきたし、ヴァンスのような重要人物でそれを行わない手はなかった。回想シーンか、あるいは登場人物の頭の中に響く“良心の声”のような存在として戻ってくるつもりだった。タイミングこそ流動的だったが、再登場の必要性はすぐに明白になった。また、娘のケイラを戻さないのは番組にとって不利益だと気づいた。彼女を登場させるなら父と娘が共にいる姿を見せるのが当然の帰結だろう。答えに辿り着くまでは、7週間も壁に頭を打ち付けるような苦しみがあったが、一度決まってしまえば、それが唯一の正解だったと確信したよ。
劇中では、もう一人、ファンの心を揺さぶる「影」が描かれた。先週のエピソードで披露された、あまりにも正確な狙撃。それは、あのギブスの存在を想起させずにはいられないものだった。
――マーク・ハーモンが、たとえ一瞬でもカメラの前に姿を見せるという話はあったのですか?
実際にはなかったよ。なぜなら、あのシーンは極めて繊細な形で行われる必要があったからだ。文字通り、繊細な狙撃だった。“あれほどのショットを決められる人間を、多くは知らない”――それこそがすべてだ。もしそこでマークの姿を見せてしまえば…。あの瞬間の台詞や、キャラクターたちが待てよ、まさか…と察する表情の間に、かなりの時間を費やして調整を重ねたんだ。あえてその間を延ばしたのは、犯人はギブスだ!という確信に傾きすぎないようにするためだ。もし彼がそこに実体として現れてしまえば、物語のバランスが崩れてしまう。忘れてはならないのは、たとえ誰が引き金を引いたにせよ、それは法的には殺人に他ならないからだ。
――ヴァンスが次シーズン以降、再び復帰する可能性は?
我々は常に、最高のストーリーが導く先に身を任せるようにしている。義務的なチェックリストがあるわけではないが、良心の声としてのヴァンスというアイデアは非常に魅力的だよね。シーズン16のフィナーレでは、ギブスの亡き元妻ダイアンが現れ、彼は彼女の幻影から逃げられなくなった。あの時の楽しさは、二人が揃えば火花が散るような激しいやり取りが生まれる点にあった。ヴァンスがその耳元で囁く男になるという構想は面白い。局長という立場にある時は一定の礼儀作法が必要だが、単なる囁きであれば、彼は遠慮なく本音をぶつけられる。グローブを外した状態のヴァンスが見られるかもしれないね。
『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~22はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:TV Line




