カルト的な人気を誇る衝撃作『ザ・ボーイズ』が、ついにその長い旅路の終着点に辿り着こうとしている。クライマックスとなる最後の2エピソードを目前に控え、製作総指揮を務めるエリック・クリプキは、物語を完結させる上で全キャラクターのドラマを描き切ることの重要性を改めて強調した。
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『ザ・ボーイズ』SNSでの「中だるみ」批判にショーランナーが反論
Prime Videoの看板ドラマである『ザ・ボーイズ』は、現在、最終章となるシーズン5が佳境を迎えている。来週水曜日には最後から2番目となるエピソードが公開され、5月19日にはシリーズ・フィナーレが4DX劇場でプレミア公開。翌20日にはPrime Videoで世界配信が開始される予定だ。
怒涛の展開が期待される一方で、SNS上では一部のエピソードを「中だるみ」だと批判する声も上がっている。これに対し、クリプキはTV Guideのインタビューで毅然とした態度を見せた。
「キャラクターの肉付けをしなければ、最後の数エピソードで起こるいかなる出来事も意味をなさない。オンライン上で多くの不満を受け取っているが、丁寧に言わせてもらえば一体何を期待しているんだ?と思う。毎エピソード、巨大なバトルシーンが繰り広げられるのを期待しているのか?」
クリプキは、最終シーズンにおいて絶え間ない戦闘シーンを詰め込むには予算的な制約があることを認めつつ、それ以上に作品の質を損なう危惧があると主張。感情の裏付けがないアクションの連続は「あまりに空虚で退屈なものになり、いかなる重要性も持たないまま、ただ図形が動いているだけのことになってしまう」というのだ。
執筆過程を振り返り、自身の信念を次のように語った。「執筆の最中、中だるみ回を作っているから内容はどうでもいいなどと思った瞬間は一度もない。『ザ・ボーイズ』には15人ほどのキャラクターがいる。そして、テレビとはキャラクターのビジネスであるという点において、私は彼ら全員を肉付けし、その物語を人間らしく描く義務があるのだ」
クレイジーな展開は銃撃戦だけではない
クリプキとライター陣は、最終シーズンのために「クレイジーで大きな出来事」をいくつも用意してきたと自信を覗かせる。しかし、彼らが定義する「大きな動き」は、必ずしも派手な爆発や殺戮を指すわけではない。
「時として、それは巨大なキャラクターの変化であることもある。だが、どうやら単にプロットの進行ではないというだけで何も起きなかったと言われてしまうようだ。私に言わせれば、最高にクレイジーで最大級の動きは起きていた。それが単に、誰かが誰かを撃って“バン、バン、バン”とやっているようなものではなかったというだけだ。もし君たちがそれだけを求めているのなら、見る番組を間違えている」
『ザ・ボーイズ』シーズン1~5はAmazon Prime Videoで独占配信中。(海外ドラマNAVI)






