長寿医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』は、画面上で展開される数々の劇的な展開でファンを魅了し続けてきた。しかし、かつてカメラの裏側では、劇中のエピソードに勝るとも劣らない刺激的な衝突が繰り広げられていたという。番組の象徴であるメレディス・グレイ役のエレン・ポンピオは、自身のポッドキャスト番組『Tell Me with Ellen Pompeo(原題)』にて、シーズン12でゲスト監督を務めたハリウッドの大物デンゼル・ワシントン(『ボーン・コレクター』)とアドリブを巡って激しい口論になった過去を明かした。
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エレン・ポンピオのアドリブが引き金となった一触即発の事態
事の発端は、エレンがあるシーンで見せた即興の演技だった。共演者との掛け合いの中で、彼女は台本にないセリフを口にしたという。「相手役の俳優が、非常に静かに話すという選択をしたの。メレディスは腹を立てていたし、おまけに彼は私の目を見ていなかった」とエレンは当時を振り返る。
感情が高ぶったエレンは、思わず彼に怒鳴り散らした。「謝る時は私を見て。私を見て!」この瞬間、セットの空気は凍りついた。台本にないこの振る舞いに、監督を務めていたデンゼルは激昂したのである。
しかし、相手が2度のオスカー受賞を誇る名優であっても、エレンは決して引き下がらなかった。「私はこう言い返したの。“いい? このクソ野郎。これは私のドラマで、私のセットなの。あなたは誰に指図しているの?”ってね」
これほど激しい衝突を経験しながらも、エレンはデンゼルに対して一切の恨みを抱いていないという。彼女は、こうしたぶつかり合いもビジネスの範疇であると語る。
「私たちは喧嘩なしで切り抜けることはできなかったけれど、それが役者というもの。情熱的で、激情的。だからこそそこに魔法が宿り、素晴らしいものが生まれるの」と、ベテランらしい見解を示した。エレンは現在も、表現者としてデンゼルに多大なるリスペクトを捧げている。
一方、かつて医療ドラマ『セント・エルスウェア』でキャリアの礎を築いたデンゼル本人は、この騒動について多くを語っていない。Variety誌のインタビューで当時の件を問われた際も、覚えていないと主張。その後、彼が本作や他のテレビ番組でメガホンを取ることはなかったが、悪感情があるわけではないと示唆している。
『グレイズ・アナトミー』はDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:TV Line




