マーベル屈指のダークでハードな世界観を誇る衝撃作『デアデビル:ボーン・アゲイン』。劇場映画の枠を超え、多彩なドラマシリーズでエンターテインメント史を塗り替えてきたマーベルの最新作となるシーズン2が、ディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)で独占配信中だ。シリーズ特有のバイオレンスなアクションに期待が寄せられる中、第5話でファンを驚愕させる展開が訪れた。
以下、第5話までのネタバレを含みます。
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絶望の淵に現れた光
その第5話では、かつて命を落としたはずの主人公マット・マードックの親友フォギー・ネルソンが回想シーンで再登場を果たした。
フォギー役のエルデン・ヘンソンは、以前のインタビューで再登場はないと断言していた。それだけに、今回の復活は世界中のファンにとって嬉しい裏切りとなった。回想という形での復帰が実現した背景について、マット役のチャーリー・コックスと製作総指揮のサナ・アマナットは、彼がマットの人生において不可欠な存在であることを強調している。
マットとフォギーは、ロースクール時代からの腐れ縁である。盲目のマットに対しても偏見を持たず、対等な友人として接してきたフォギーは、共に法律事務所「ネルソン&マードック」を立ち上げた。マットが夜の顔デアデビルとして暴力に身を投じていると知った際も、フォギーは怒りや失望を覚えつつ、彼が“悪人を殺す”という一線を越えないよう、最も近くで支え続けてきたのである。
チャーリーは、フォギーの役割について「彼はマットの人間性をつなぎ止める存在であり、暴力に傾きすぎるのを止められる唯一の存在だ」とその重要性を語る。

製作陣の熱いこだわり
そんなデアデビルの活動を支える最重要人物だったフォギーだが、シーズン1で暗殺者ブルズアイの手にかかり、非業の死を遂げた。この展開は当時のファンの間でも大きな議論を呼んだが、シーズン2の予告映像に彼の姿が映り込んだことで、SNS上では「フォギーは生きていたのか!?」と期待の声が爆発。エルデンがこれを否定したことで、真相は謎に包まれたまま配信を迎えていた。
そして迎えた第5話。マットが宿敵キングピンとの戦いで瀕死の重傷を負った因縁の相手、ブルズアイを「救うか、見捨てるか」という究極の選択を迫られた瞬間、かつて共に夢を追った下積み時代のフォギーの記憶が蘇った。この回想こそが、マットをヒーローとして踏みとどまらせる決定打となったのである。
チャーリーは「フォギーの死は受け入れがたい悲劇だったが、彼は今もマットの人生にとって“心臓”のような存在だ。たとえ命を落とした後でも、マットを支える親友であることに変わりはない」と胸中を明かした。
マットの“道徳的支柱”として。フォギーが果たす役割
製作総指揮のアマナットも、今回の再登場について舞台裏を告白している。「アイディア自体は元々ありましたが、最初から脚本に書かれていたわけではありません。しかし、マットが何者であり、かつてどんな人間だったのかを思い出させるには、フォギーが“マットの道徳的な支え”であることを描く必要があった。だからこそ、あの瞬間が実現したのです」
親友との記憶により、闇に堕ちる一歩手前で踏みとどまったデアデビル。彼は宿敵キングピンを相手に、いかなる反撃の一手を繰り出すのか。そして、“不殺”という信念を貫き通し、ニューヨークの街を守りきることができるのか。「普通」や「無難」といった言葉を嘲笑うかのような、血みどろのバイオレンスアクション。その先に待つさらなる衝撃を、我々は見届けることになる。
『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン1~2はDisney+(ディズニープラス)で独占配信中。(海外ドラマNAVI)




