ファンから絶大な人気を誇っている『スター・トレック』シリーズの最新作『スター・トレック:スターフリート・アカデミー』がシーズン2をもって終了することを受け、同フランチャイズがかつてない空白期間へ入ることになった。
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『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』がシーズン5で終わる理由
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黄金期から一転、かつてない“空白期間”へ
『スターフリート・アカデミー』の打ち切りにより、『スター・トレック』のフランチャイズ作品が終了することになる。これまでに同フランチャイズは停滞期を経験したことはあったが、1966年のオリジナルシリーズの開始以来、ここまで明確な“空白期間”が訪れるのは極めて異例だ。
1987年から1994年まで放送された『新スター・トレック』は、シリーズの人気を爆発的に再燃させた。その後、『スター・トレック/ディープ・スペース・ナイン』や『スター・トレック:ヴォイジャー』といったスピンオフがそれぞれ7シーズン続く黄金期を築き上げた。2001年から2005年にかけては『スター・トレック:エンタープライズ』が放送され、SFドラマとしての地位を不動のものとしていた。
その後、テレビシリーズは一時途絶えたものの、2009年にJ.J.エイブラムスが手掛けた映画『スター・トレック』を皮切りに劇場版がヒット。シリーズの灯は守られ続けてきた。そして2017年、『スター・トレック:ディスカバリー』の登場により、フランチャイズは本格的な復活を遂げる。以降、アレックス・カーツマンを製作総指揮に迎え、『スター・トレック:ピカード』や『Star Trek: Prodigy(原題)』、『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』、そして『スターフリート・アカデミー』など、多彩な新作が次々と配信される「第3次黄金期」へと突入したのである。
なぜすべてが終わるのか?異例の事態がもたらす波紋
しかし近年、その勢いに急ブレーキがかかる。2023年に『ピカード』が完結したのを皮切りに、2024年には『ディスカバリー』『ローワー・デッキ』『Star Trek: Prodigy(原題)』が相次いで終了。高い評価を得ていた『ストレンジ・ニュー・ワールド』も、すでにシーズン5での完結が発表されている。
そして、2026年に鳴り物入りで始まったばかりの『スターフリート・アカデミー』までもがシーズン2での終了を余儀なくされたことで、ついに現在進行中の全シリーズがラインナップから消滅することとなった。
これにより、『スター・トレック』は映画・ドラマともに新作の予定が存在しない状態に陥る。これは『エンタープライズ』終了後から2009年の劇場版リブートまでの期間を上回る、シリーズ史上最長の空白期となる可能性も孕んでいる。
近年の作品群は既存ファン向けの要素が強く、新規層への訴求力という点では課題も指摘されてきた。一方で、豊富な設定と世界観を持つ本シリーズが、将来的に新たな形で再生される可能性は依然として高い。過去にも停滞後に創造的な復活を遂げてきた『スター・トレック』。今回の空白期間もまた、次なる飛躍への準備期間となるのか、その動向に注目が集まる。
『スター・トレック:スターフリート・アカデミー』シーズン1はParamount+(パラプラ)で配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Screen Rant




