2014年の放送開始以来、世界中のファンを熱狂させてきた『アウトランダー』がついにシーズン8でフィナーレを迎える。ファイナルシーズンは、4月3日(金)よりHuluで国内最速見放題独占配信。
シリーズ完結を記念し、12年にわたる壮大な軌跡を振り返る日本版特別予告編が完成。〈誇り高き戦士・ジェイミー編〉のナレーションを山口馬木也が担当した。山口が海外ドラマの予告編ナレーターを務めるのは、今回が初となる。
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「豊臣兄弟!」山口馬木也のナレーションが実現
社会現象を巻き起こす大ヒットとなった映画『侍タイムスリッパー』で演じた、幕末から現代へタイムスリップする侍・高坂新左衛門役が、20世紀から18世紀へタイムスリップする本作の主人公・クレアの境遇と重なるとともに、現在放送中の「豊臣兄弟!」で演じる、主・織田信長への熱い忠義を誓う柴田勝家をはじめ、数々の時代劇や大河ドラマで体現してきた「守り抜く義の精神」が、愛する人を守るために剣を執る戦士・ジェイミーの生き様と合致することから、今回のナレーションが実現した。

本作のヒーローであり、スコットランドの戦士であるジェイミー。解禁された特別予告は、山口の渋く重厚なナレーションで幕を開ける。映像では、イングランド軍のお尋ね者であり氏族のはぐれ者だった若き日の姿から、やがて氏族の長となり、そして過酷な宿命の果てに宿敵だった赤軍服をまとい、死を予言された「最後の闘い」に身を投じる現在まで、彼が辿った壮絶なハイライトが描かれる。山口の声は、その時々のジェイミーの感情に寄り添い、時には孤独を、時には覚悟を、そのいぶし銀の響きで表現する。「タイムトラベルが紡ぐ、儚くも美しい二人の愛の軌跡」―─時空を超え、海を渡り、過酷な運命が押し寄せようとも、決して引き裂かれない深い愛の結末を目撃しよう。
山口馬木也ナレーション<ジェイミー編>
https://youtu.be/JHOIwZoGSP8
柴田勝家とジェイミーの共通点は?
初挑戦となった予告編ナレーションについて、「お話をいただいた時は、こういった機会をいただけるようになったんだな、と感慨深かったです」と語りつつ、収録の感想を尋ねると、「やはり自分の声ってなんだか恥ずかしいなと思いながら聞いてました(笑)。ただ、ここはしっかり感情を入れて、ここでは内容を明確にお伝えする、と使い分けることが難しかったです。また、ファイナルシーズンを楽しみにしている人たちに、ワクワクドキドキさせるような持っていき方はないのかなと考えながらやってました」と率直な思いとともに、プロフェッショナルな誠実さをのぞかせた。
本作では、20世紀と18世紀、2つの時間軸で物語が展開するが、異なる時代の人物を演じる際に意識していることを聞いてみると、「一番は『時間』のことを意識しますね。いざ芝居が始まってしまえば意識しないのですが、作っていく段階、脚本を読んでいる段階で時間のことをすごく気にします。今は時計があるけれど、(昔は)ないじゃないですか。だからもっと周りの景色とか、例えば夏場だったら日が沈んでいくなら大体何時ぐらいかな、とか。僕は岡山県出身なのですが、田舎にいた時は大体「今このくらいの太陽でこれくらい影が伸びていたら何時」と分かってました。しかし東京に来てからそういうアンテナが全くなくなって、どちらが西か東かも分からなくなってしまって…。時代劇はある意味、時間の流れるスピードがちょっと緩やかなのかな、と。あと時代劇で「ちょっとあそこまで行ってくれ」って言われるシーンがあると思いますが、その「ちょっと」は半日以上かかる距離だったりする。それを「えいっ!」って行く、その「時間の概念」が現代とは違うということは、時代劇を作る上ですごく大事にしているところですね。」と、数多くの時代劇出演を通して培った感覚を教えてくれた。
「豊臣兄弟!」で演じている柴田勝家をはじめ、主のため、信じるもののために忠義を尽くす人物像と、ジェイミーの生き様に重なるところがあるかを尋ねると、「ありますね。やはり、その時代を生きた人の『時代錯誤』というか、いろんなもののズレっていうのも、ジェイミーを演じる彼(サム・ヒューアン)の演技を見ていて、すごく面白いなと思いました。大義や愛のために戦っているという普遍的なヒーロー像はちゃんとありつつも『今の世界じゃ通用しないよ』みたいなズレが、勝家とも共通するところがあるなと思いました」と、国や時代を問わず共通する「不器用ながらも真っ直ぐな男の美学」に共鳴していた。
過去のインタビューで「時代劇には決まった型や所作があり、それを身につけることが大きな助けになった」と語っていた山口に、本作で描かれるハイランド文化で印象に残った型や所作があるか尋ねると、「まず衣装、あのスカート(キルト)ですね。和服に近いなと思って。和服を着たことない方はわからないかもしれないですけど、かなり不安定な状態になるんです。時代劇も同じなのですが、稽古の時にジャージとかでやってしまうとすごくやりづらいんです。袴や着物を着てやると、何かが一つ助けになっていく。(キルトのような)絶妙な丈のものを着て動くというのは、何か作り込んだものがないとあんな風に立っていられない。不安定になってしまう。だから、いろいろ工夫されながら演じてるのかなと思いながら見ていました」と、俳優ならではの視点で分析。
さらに、「『触る』『食べる』『飲む』という動作も、小道具や美術が助けてくれるところはあると思います。それぞれの時代でどういう風に…(道具が)すぐ買えるものなのか、自分たちで作ったものなのか、貴重なものなのか、という選択がその場その場で瞬時にされているのはすごく面白いなと。俳優目線で見て「さすが海外の俳優さんは素晴らしいな」と思いました」と明かす。一見、制約に思える「型」が助けになる──異なる時代に生きる難しさそのものを演技に昇華させていく、山口流の「歴史上の人物に血を通わせる」ための作法を教えてくれた。
本映像と対をなす、クレアにフォーカスした特別予告〈愛を貫く気高き魂・クレア編〉と、もう一人のスペシャルナレーターも近日解禁。
時空を超え、歴史に翻弄されながらも紡がれてきた愛と運命の物語。物語の始まりとなるシーズン1から7までHuluで全話見放題配信中。(海外ドラマNAVI)



