ドラマ『ロシアン・ドール:謎のタイムループ』や『ポーカー・フェイス』のヒットでも知られるナターシャ・リオンが、薬物およびアルコール依存症の再発を公表した。
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依存症との再発を公表「回復は一生続くプロセス」
先週の金曜日、自身のX(旧Twitter)を通じて、現在再び困難な状況にあることを率直に明かしている。
「(依存症の)再発を公表した。詳細はまた後日」という簡潔な投稿に続き、数時間後には、現在進行形で苦しんでいる人々へ向けた情熱的なメッセージを綴った。
「回復は一生続くプロセスだ。今まさに苦しんでいる皆さんに伝えたいのは、あなたは一人ではないということ。愛と、賢明な歩みに感謝を。“ベビー・バンボ”(新作映画『Bambo』のこと)のために私は頑張る。みんな、正直でいよう。隠し事があるからこそ、人は苦しくなる。今日もし誰にも言われていないなら、私が言おう。愛している、と。たとえどんなにどん底まで落ちたとしても、私たちの経験が誰かの助けになる日がきっと来る」
さらにナターシャは、絶望の淵にいる人々を鼓舞するようにこう続けた。「進み続けよう。奇跡が起きる前に投げ出しちゃだめ。心の中を愛でいっぱいにしよう。それ以外の余計な声は、全部デタラメの雑音なんだから」
新作映画『Bambo』への決意と社会への提言
ナターシャが投稿の中で触れた「ベビー・バンボ(Baby Bambo)」とは、彼女が現在手掛けている監督・脚本作『Bambo(原題)』を指している。本作は、父親としての責務とキャリアの狭間で葛藤するニューヨークのボクシング・プロモーターを描く物語だ。依存症という新たな試練に直面しながらも、彼女はこの“愛おしい作品”を完成させることを、自らの再起の糧にしているようだ。
また、ファンからの温かい声援に対し、ナターシャは現代社会が抱える問題点についても言及した。 「事実として、私たちにはより良い支援システムが必要だし、依存症に対する恥の意識(負の烙印)を終わらせなければならない」と主張。アメリカでオピオイド危機を引き起こしたとされるサックラー家への憤りを滲ませつつ、自身の弱さをさらけ出したことへの理解を求めた。
過去から這い上がった不屈の精神
ナターシャにとって、依存症との闘いは今に始まったことではない。2000年代を通じて凄絶な闘病生活を送ってきた彼女は、2012年のEntertainment Weeklyのインタビューで、かつての自身の状況を「間違いなく死んだも同然だった」と振り返っている。
「多くの人は、あのどん底から戻ってくることはできない。だからこそ、その事実を語るのには慎重になるし、自意識過剰にもなる。それを誇りに思いたいわけではないけれど、周囲の人たちが私のもとに集まり、全力で這い上がるのを助けてくれたのだ」
一度は死の淵から生還し、唯一無二のキャリアを築き上げたナターシャ。今回、再発という厳しい現実を隠さずに公表した彼女の誠実さは、同じ病に苦しむ多くの人々に勇気を与えるに違いない。
『ポーカー・フェイス』シーズン1~2は、U-NEXT、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Variety




