米NBCの長寿犯罪ドラマ『LAW & ORDER：性犯罪特捜班』（以下、『SVU』）シーズン27に、トラウマ級のキャラクターが戻ってくる。『シェイムレス 俺たちに恥はない』で知られるイーサン・カトスキーが、冷酷なサイコパス殺人犯ヘンリー・メスナー役で再登場することが明らかになった。
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『LAW & ORDER：性犯罪特捜班』シーズン27、ロリンズが本格復帰！その経緯が明らかに
『LAW & ORDER：性犯罪特捜班』シーズン27でケリー …
ロリンズ刑事と因縁の対決か
イーサンが演じるヘンリー・メスナーは、これまでに『SVU』で2度登場しており、そのたびに視聴者に強烈な印象を残してきた。
復帰のニュースは、12月12日（金）にイーサン本人と『LAW & ORDER』公式アカウントのInstagram投稿で発表された。動画内でイーサンが「マティーニを頼んでもいい？」と尋ねると、オリヴィア・ベンソン警部役のマリスカ・ハージティが「ここはSVUだよ」と即座にツッコミ。「じゃあダブルで？」と返すやり取りが、ファンの間で話題となっている。
ヘンリー・メスナーが初登場したのは、2013年放送のシーズン14第19話。当時10歳だったヘンリーは、同級生への執拗ないじめや妹への虐待を繰り返す危険な少年として描かれた。物語の中で彼は、母親を刃物で切りつけ、妹が死にかける火事を起こし、友人の犬を溺死させ、年下の少年を人質に取り、さらにはニック・アマーロ刑事（ダニー・ピノ）を銃撃するという凄惨な行為に及んでいる。
その後、少年院で成長したヘンリーは、2019年放送のシーズン22で18歳となって再登場。施設を出た後、実父、継母、異母弟を殺害し、担当精神科医の娘を性的暴行するという凶行を重ねた。さらに、ドミニク・“ソニー”・カリシ検事補（ピーター・スカナヴィーノ）を刺し、アマンダ・ロリンズ刑事（ケリー・ギディッシュ）とその娘にまで脅迫を向ける。
同エピソードのラストでは、収監されたヘンリーとロリンズが面会。「あなたに死んでほしくないと言ったけど、あれは嘘。もしここから出て、またカリシや私の家族に手を出したら、その日があなたの最期。私が自分の手で殺す」と言い放つシーンが、シリーズ屈指の名場面として語り継がれている。
近年、ロリンズが再びベンソン率いるSVUチームに復帰したばかりであることから、今回のヘンリー再登場により、両者の因縁が再燃する展開はほぼ確実と見られている。
イーサンはSVUでの怪演とは対照的に、『シェイムレス』ではカール・ギャラガー役として長年レギュラー出演。近年は『The Conners（原題）』へのゲスト出演や、映画『俺は飛ばし屋／プロゴルファー・ギル2』への出演でも注目を集めている。
『LAW & ORDER：性犯罪特捜班』シーズン27は、米NBCにて放送中。日本では、シーズン1〜24がHuluにて配信中。（海外ドラマNAVI）
