『刑事モース』ショーン・エヴァンスがスパイに！新作ドラマのファーストルック到着

『刑事モース　～オックスフォード事件簿～』の主人公エンデバー・モース役で知られるショーン・エヴァンスがスパイドラマに主演することは、当サイトでお伝えした通り。そのファーストルックが届いた。英Radio Timesが報じている。

自身の結婚と国の危機を救えるか？

『刑事モース』と同じく英ITVで2026年に放送される新作ドラマ『Betrayal（原題）』でショーンが演じるのは、MI5（情報局保安部）に所属するジョン・ヒューズ。彼は対テロ戦争中にMI5に加わり、イギリス国内でのテロ攻撃を防ぐ最前線に立っていた。しかし、今では二人の子どもを持つ40代半ばの父親となった彼は、国家安全保障の脅威が変化した新しいMI5に適応しなければならず、進歩的な職場環境の価値観に順応を迫られているという役どころだ。

ジョンのパートナーのクレア役をロモーラ・ガライ（『THE HOUR　裏切りのニュース』）が、思いがけずジョンの協力者となる諜報員メヘリーン・アスカリ＝エヴァンス役をザーラ・アーマディ（『ミステリー in パラダイス番外編　警部補グッドマンの事件簿』）が、上司のシモーヌ・グラント役をニキ・アムカ＝バード（『刑事ジョン・ルーサー』）が演じる。

急速に変化する環境をなんとか乗り切りつつ、自身の私生活を保とうともがくジョンはある時、直感に従って行動した結果、イギリス系イラン人の男と出会う。相手は、ストックポートのギャング界隈にコネクションがあり、もうすぐ英国本土で起きる陰謀に関する情報を持っていると主張する。しかしその男との接触は予想外の展開を見せ、ジョンは内部調査の対象となり、シモーヌ・グラントを含む上層部から厳しい追及を受けることに。一方、パートナーのクレアはジョンの秘密主義に悩んでいた。

結婚生活を守ろうとするジョンだが、一方で陰謀に関する件を手放せないことから事態はさらに複雑に。ジョンの仕事を引き継ぐよう指示された諜報員メヘリーン・アスカリ＝エヴァンスと出会った時、彼は思いがけない味方を見つける。イラン政権内の強硬派派閥が陰謀に関与していると確信するにつれ、より近くにいる敵の存在を危惧し始める彼は、手遅れになる前に標的を特定し、攻撃を阻止することができるのか？

今回到着したファーストルック画像では、モースの時よりも髪が短くなったショーン演じる主人公ジョンが、パートナーのクレアとともにセラピーを受けているらしきところや、味方となる諜報員メヘリーンと一緒に張り込む様子が映し出されている。

本作はMammoth Screenとショーンが設立した制作会社Navarino Picturesによる共同制作となり、ショーンは主演のほか、製作総指揮も務める。脚本を担当するのは、ショーンが出演した2015年の映画『The Scandalous Lady W（原題）』のデヴィッド・エルドリッジ。『アガサ・クリスティー　検察側の証人』や『This イングランド　～ボリス・ジョンソンの軌跡～』の監督として知られるジュリアン・ジャロルドがメガホンを取る。

近年は『刑事モース』のほか、『原潜ヴィジル　水面下の陰謀』で軍人（グローヴァー准尉）役を、『連続殺人犯にとりつかれてしまった女ディリア・バルマーの正義』で連続殺人犯（ジョン・スウィーニー）役を演じているショーン。彼が本作でどんな演技を見せてくれるのか、楽しみだ。

『刑事モース　～オックスフォード事件簿～』はAmazon Prime Video（アマゾンプライム）で配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：英Radio Times