ニコール・キッドマン主演「検屍官」ドラマ版、配信日決定！ファーストルックも到着

日本でも人気の小説「検屍官」シリーズを豪華キャストで映像化したAmazonの新作ドラマ『Scarpetta（仮題）』。その配信日が明らかになるとともに、ファーストルックも到着した。米Deadlineが伝えている。

マリーノ、ベントン、ドロシー、ルーシーも登場

アメリカの作家パトリシア・コーンウェルが1990年から発表している、検屍官のケイ・スカーペッタを主人公にした「検屍官」シリーズ。本国では今年10月に29作目となる最新作「Sharp Force（原題）」がリリースされ、日本でも26作目「憤怒」まで翻訳されている。世界での累計売上が1億部突破のベストセラーだ。そのドラマ版も、配信前に早くも2シーズンの制作が決まった通り、高い期待を寄せられている。

主人公ケイ・スカーペッタ役にニコール・キッドマン（『ビッグ・リトル・ライズ』）、元刑事のピート・マリーノ役にボビー・カナヴェイル（『ナイン・パーフェクト・ストレンジャー』）、FBIプロファイラーのベントン・ウェズリー役にサイモン・ベイカー（『メンタリスト』）、ケイの姉ドロシー役にジェイミー・リー・カーティス（『スクリーム・クイーンズ』）、ドロシーの娘でケイにとっては姪のルーシー・ファリネッリ＝ワトソン役にアリアナ・デボーズ（『ウエスト・サイド・ストーリー』）、ルーシーの妻ジャネット・ワトソン役にジャネット・モンゴメリー（『ニュー・アムステルダム　医師たちのカルテ』）、ケイの解剖助手ウィンゴ役にチャーリー・B・フォスター（『ナイアド ～その決意は海を越える～』）、ケイのアシスタントのマギー役にステファニー・ファラシー（『こんなのみんなイヤ！』）、レポーターのアビー・ターンボール役にソシー・ベーコン（『HERE AND NOW　～家族のカタチ～』）、弁護士ビル・ボルツ役にマイク・ヴォーゲル（『アンダー・ザ・ドーム』）、若き日のケイ役にロージー・マキューアン（『エイリアニスト』）、若き日のマリーノ役にジェイク・カナヴェイル（『ジ・オファー／ゴッドファーザーに賭けた男』）、若き日のベントン役にハンター・パリッシュ（『Weeds　～ママの秘密』）、若き日のドロシー役にアマンダ・リゲッティ（『メンタリスト』）、警官ブレイズ・フルッジ役にティヤ・シルカー（『グッド・プレイス』）、FBIのサイバー捜査官シエラ・“トロン”・パトロン役にアナ・ディオプ（『Titans／タイタンズ』）、マット・ピーターセン役にグレアム・フィリップス（『グッド・ワイフ』）、マギー・カットブッシュ役にジョージア・キング（『バイス・プリンシパルズ』）が決まっている。

主人公ケイ・スカーペッタは検屍官。彼女は卓越した技量と鋭い洞察力をもって被害者の代弁者となり、連続殺人犯の正体を暴くとともに、28年前に自身のキャリアを築いた事件が自らを破滅させるものではないことを証明しようとする…。

物語は二つの時間軸で展開。1990年代後半、スカーペッタが主任検視官としてキャリアを歩み始めた頃から、現在を舞台に故郷に戻ってかつての職務に就き、凄惨な殺人事件の捜査に当たるまでを描く。スカーペッタは正義を追い求める中で、複雑な人間関係に向き合わなければならず、特に姉ドロシーとの緊張に満ちた関係、長年抱えてきた職業的・個人的な確執、そしてこれまで築き上げてきたすべてを崩壊させかねない秘密と対峙していく。現代の法医学捜査を背景に、物語は犯行現場を越えて、犯人と捜査官それぞれが抱える心理的複雑さに踏み込んでいく。正義を追い求めることの代償を多層的に描き出すスリラーとなっているという。

リリース開始は、2026年3月11日（水）。それに向けてファーストルックも到着した。ケイが検屍中にカメラで何か撮影したり、姉ドロシー、ベントンと一緒に出掛けたり、マリーノとともに捜査したり、ケイの姪ルーシーとマリーノがキッチンにいたり、およそ30年前のケイとマリーノが事件現場らしき場所にいたりする模様を目にすることができる。

全8話となるシーズン1でショーランナー・脚本・製作総指揮を務めるのは、『LOST』『バリー』のエリザベス・サーノフ。『ジェムストーン家の敬虔なる私生活』のデヴィッド・ゴードン・グリーンが最初の2話を含む計5話でメガホンを取る。キャストのニコールとジェイミーは製作総指揮も担当。

『Scarpetta（仮題）』は、2026年3月11日（水）よりAmazon Prime Video（アマゾンプライム）にて配信予定。（海外ドラマNAVI）

参考元：米Deadline