長寿医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』のスピンオフ『STATION 19』でヒロインを務めたジェイナ・リー・オルティスが、ABCの新作ドラマ『RJ Decker（原題）』にシリーズレギュラーとして出演することが決定した。同作は、『グレアナ』のニック・マーシュ役で知られるスコット・スピードマンが主演を務める注目作だ。
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不名誉なカメラマンが探偵に！南フロリダを舞台にしたクライムドラマ
『RJ Decker』は、カール・ハイアセンの1987年の小説「大魚の一撃」を原作としており、犯罪がはびこる南フロリダを舞台に、新聞社の写真家だったが刑務所送りになったRJデッカーが私立探偵として再出発する姿を追う。彼は、ジャーナリストである元恋人や、その妻である刑事、かつて関係のあった謎めいた味方などの助けを借りながら、少し風変わりなものからとんでもなく奇抜なものまで、様々な事件に挑む。スコットが演じるRJデッカーは、魅力にあふれ、短気で落ち着きのない性格の持ち主として描かれるという。
ジェイナが演じる役は、パイロット版ではウェルシェ・オピア（『I MAY DESTROY YOU／アイ・メイ・デストロイ・ユー』）が演じていた役となる。シリーズ化決定に伴い、9月下旬にキャスト交代が発表されていた。
『グレイズ・アナトミー』ユニバースの二人が再会
主演のスコットとジェイナは、奇しくも『グレイズ・アナトミー』ユニバースを経験した間柄だ。スコットは本家『グレイズ・アナトミー』でシリーズレギュラーを務めており、現在もゲスト出演を続けている。一方、オルティスは7シーズンにわたり放送されたスピンオフシリーズ『STATION 19』の主役であった。
さらに、二人はクロスオーバーエピソードとして制作された『グレイズ・アナトミー』の2つのエピソードで共演歴があり、今回の新シリーズで再びタッグを組む形となる。
ジェイナは、米Foxの『ローズウッド ～マイアミ私立検視ラボ』でモーリス・チェスナットと共演したことで大きくブレイクを果たした。最近では、ジム・カヴィーゼル（『パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット』）、ギャレット・ディラハント（『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』）、シェー・ウィガム（『ペリー・メイスン』）らと共演したアクション映画『Archangel（原題）』の撮影を終えたばかりだ。
『グレイズ・アナトミー』とそのスピンオフ『STATION 19』はDisney+（ディズニープラス）で配信中。（海外ドラマNAVI）
参考元：Deadline
