トム・ヒドルストン主演『ナイト・マネジャー』シーズン2のファーストルック到着！

トム・ヒドルストン（『ロキ』）が主演する英BBCのスパイドラマ『ナイト・マネジャー』。そのシーズン2のファーストルックが到着した。BBCが伝えている。

シーズン2あらすじも明らかに

ジョン・ル・カレの同名小説をもとにする本作は、もともと2016年にリミテッドシリーズとして作られ、エミー賞で監督賞など2部門を受賞。その後、2023年に水面下でシーズン2の話が進められていると報じられ、2024年にはシーズン2に加えてシーズン3の制作も正式決定、同年後半に撮影が行われていた。

本シリーズの主人公は、スイスの名門ホテルでナイト・マネジャーとして勤務するジョナサン・パイン。イギリス兵だった過去を持つ武器商人リチャード・ローパーに愛する女性を殺されたジョナサンが、英国情報部にローパーの裏ビジネスを暴くよう仕事を依頼され、任務を遂行すると同時に復讐を遂げようとするというのが、シーズン1のストーリーだった。

2020年に死去したル・カレの小説がもはや存在せず、「フレッシュで独自の方向へと向かう」シーズン2の公式あらすじは次の通り。

ジョナサン・パインは過去を葬ったつもりだった。今の彼はアレックス・グッドウィンという名前で、ロンドンの静かな監視部門を任される下級MI6職員として穏やかな日々を送っていた。しかしある夜、パインはかつての敵ローパーの傭兵を偶然見かける。それをきっかけに、コロンビアの実業家テディ・ドスサントスと衝突することに。

新たな危険に満ちた任務の中で、パインはテディが率いるコロンビアの武器密輸組織への潜入を手助けしてくれる女性実業家、ロクサーナ・ボラニョスと出会う。コロンビアの組織に潜入したパインは、やがてゲリラ軍への武器供与と訓練をめぐる陰謀の渦中に巻き込まれていく。信頼と裏切りが交錯する中、パインは国家を揺るがす巨大な陰謀を暴こうと奔走。いつ寝首をかかれるか分からない状況で、パインは誰を、どこまで信じるかを決断しなければならない――。

シーズン1から約10年後が舞台となるシーズン2には、ジョナサン役で復帰するトムに加えて、国際執行機関員でジョナサンのハンドラーを務めたアンジェラ・バー役のオリヴィア・コールマン、外務省の官僚でバーの上司であるレックス・メイヒュー役のダグラス・ホッジ、ローパーの仲間として登場したアレクサンダー・“サンディ”・ラングボーン役のアリスター・ペトリ、ローパーの手下であるフリスキー役のマイケル・ナードン、ローパーの息子ダニエル役のノア・ジュープもカムバック。

新キャストとしては、テディ・ドスサントス役のディエゴ・カルバ（『ナルコス：メキシコ編』）、ロクサーナ・ボラニョス役のカミラ・モローネ（『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』）が参加することが決まっていた。さらに、マイラ役のインディラ・ヴァルマ（『ゲーム・オブ・スローンズ』）、ベイジル役のポール・チャヒディ（『グッド・オーメンズ』）、サリー役のヘイリー・スクワイアーズ（『エセックスの蛇』）も加わることが判明している。

今回届いたファーストルック画像では、およそ10年ぶりに始動するパインが、スクーターや車で移動したり、テディ、ロクサーナと3人で抱き合っていたりする姿が確認できる。

スタッフに関しては、クリエイターのデヴィッド・ファー（『ハンナ　～殺人兵器になった少女～』）が続投するものの、シーズン1の全話でメガホンを取ったスサンネ・ビア（『フレイザー家の秘密』）は戻らず、英国アカデミー賞（BAFTA賞）受賞歴を誇るジョージー・バンクス＝デイヴィス（『超サイテーなスージーの日常』）が監督を務める。

『ナイト・マネジャー』シーズン1は、Amazon Prime Video（アマゾンプライム）にて配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：英BBC、米Deadline