『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』シーズン27でケリー・ギディッシュ演じるアマンダ・ロリンズ刑事が本格的にオリビア・ベンソン警部(マリスカ・ハージティ)のチームに戻ってきた。
しかし、その復帰には少し複雑な背景があるようだ。
※以下はシーズン27のネタバレを含みます。
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『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』シーズン27、ロリンズ刑事がレギュラー復帰!共演キャストも大歓迎
『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』(以下、『SVU』) …
おかえり、ロリンズ!
ロリンズ復帰の経緯は、米NBCで10月16日(木)に放送された第4話「Clickbait(原題)」で明らかになった。
ベンソンは最近、キャスリン・タイナン本部長(ノーマ・ドゥメズウェニ)との月例ミーティングを行っており、家庭の話などを交えつつ、本部長はベンソンに新設の副本部長職を勧めている。「本部勤務なら勤務時間も安定して家族との時間が増える」と説得するが、ベンソンは「私は被害者のいる現場にいるべき」と即答。デスクワークには興味がないと強調した。
話題がロリンズの復帰に移るのはその直後だ。べラスコ(オクタビオ・ピサーノ)の異動で人員不足となったSVUに、タイナンが「ロリンズを戻すのはどうか」と提案したのだ。ベンソンは「彼女が異動を望んでいるとは聞いていない」と答えるが、本部長は「彼女はいま他の部署を探している」と意味深に語る。ベンソンは「駆け引きね」と気づきつつも、ロリンズの復帰案を無視できずにいた。
エピソードの終盤、ロリンズがSVUのオフィスに姿を現し、しばらく連絡を取らなかったことをベンソンに謝罪。彼女は情報部を辞める決意をしたという。というのも、タイナンが組織を再編し、ロリンズの上司を異動させて代わりに自分の部下を配置したためだ。ベンソンは「SVUはいつでもあなたを歓迎する」と告げるが、ロリンズは「タイナンの策略に巻き込まれるのは避けたい」と慎重な姿勢を見せる。
それでも、他に戻る部署もなく、教職に復帰する気もないロリンズは再びSVUへ。ベンソンも「タイナンには何か狙いがあるのは確か。でも信頼できる人が戻ってくれるのはありがたい」と本音を漏らす。
現在チームに新加入したジェイク・グリフィン刑事(コリー・コット)はタイナンと過去に関係があり、まだ経験不足。ベンソンは「彼は悪くないけど、野心的すぎる」と懸念しており、ロリンズが彼の動向を見守ることになりそうだ。
『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』シーズン27は、米NBCにて放送中。日本では、シーズン1〜24がHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)