人気救命ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』でエヴァン・“バック”・バックリー役を演じるオリヴァー・スタークが、バイセクシャル・デーを祝してSNSでメッセージを発信した。
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バック役を通じたバイセクシャルの表現に誇り
9月23日(火)にオリヴァーはInstagramのストーリーに、「おはようございます。今日はバイセクシャル・デー・オブ・ビジビリティなので、ちょっと動画を撮りました」と語る動画を投稿。「過去8~9シーズンにわたりバックを演じてきて、最も喜びを感じていることの一つは、彼がバイセクシャルであることを発見していく物語を描けることです。そして、少しでもポジティブな表現を届けられていることを願っています」と自身の役柄について思いを述べた。
さらに、「このストーリー展開に関われることを本当に誇りに思っています。バイセクシャル男性は“ゲイであることを公表するのが怖い”と考える人が多いですが、そんなことはありません。このシーズンでその点をしっかりと伝えられたらと思っています」と強調。そして、「バックのバイセクシャルなアイデンティティを、より深く掘り下げることができるのは光栄だし、みんなに感謝しています」と締めくくった。
オリヴァーは、2018年に米FOXで『9-1-1』が放送開始されて以来、ファンに愛されるバック役を演じており、米ABC移籍後のシーズン7で元婚約者アビーの元恋人トミー(ルー・フェリグノ・Jr.)に想いを寄せたことで、自身のバイセクシャリティを公にする展開が描かれた。
役柄の恋愛展開について、オリヴァーは過去に一部の批判に対してSNSで擁護の声を上げたことがある。「もし僕の投稿に対して、“この展開で番組が台無しになった”とコメントしている少数派がいるなら、正直言って僕は気にしていない」と述べ、「このドラマは愛とインクルージョンをテーマにしていて、最初からクィアな関係を描いてきました。美しい黒人レズビアンの結婚も、最高の女優2人が演じています」と強調。また、「一人のキャラクターが自分のセクシャリティの新しい側面に気付き、バイセクシャルであることを認めることで視聴をやめるなら、このドラマの本質を見落としていることになります。視聴をやめる必要はありません」と訴えた。
シーズン8では、バックとトミーの関係は一度の関係を経て破局しており、オリヴァーはシーズン9に向けたバックの恋愛模様について、「バックには他のことで気持ちが揺さぶられるのではなく、よりよく考えた上で恋愛の判断をしてほしいと思っています。何よりも、自分の決断を自分でコントロールできることが大切です」と語っている。シーズン9では、バックの恋愛と自己発見の物語がさらに深まることが期待される。
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン9は、ABCにて10月9日(木)より放送開始。シーズン1~8はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:TV Insider