ある夫婦の離婚をめぐる“戦争”を描いたブラック・コメディとして大ヒットした『ローズ家の戦争』。この名作を、監督ジェイ・ローチ、オリヴィア・コールマン&ベネディクト・カンバーバッチ主演で再映画化した『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』が、10月24日(金)に公開。
順調なキャリア、可愛い子供たち、完璧な家庭生活に彩られ、誰がどう見ても順風満帆な夫婦。しかし、夫が事業破綻をしクビを宣告されると事態が一変。見る見るうちに夫婦のバランスが崩れ、二人の心に秘められた競争心と不満が一気に火を噴く!
夫婦間のよくある話を、痛快に、シビアに、そしてエモーショナルに描く同作から、ベネディクト・カンバーバッチ演じるテオが妻に大人げない嫌がらせを仕掛け、悪魔のような笑顔を見せるシーンが解禁となった。
-
『SHERLOCK/シャーロック』復帰に必要なものとは?ベネディクト・カンバーバッチが語る
8年もの間、新たなストーリーが綴られていない『SHERLOC …
離婚目前の夫婦、“命懸けの喧嘩”に
公開までいよいよ1か月の本作。本作の出演を決めた理由を「彼女がオリヴィア・コールマンの“最悪バージョン”を演じられるから」と語り、「彼女のそんな様子を観察することをとても楽しんだよ。私たち二人とも、それを通して間接的にスリルを味わったんだ」と明かすベネディクト。
新たに解禁となったのは、夫・テオ(ベネディクト・カンバーバッチ)が妻・アイビー(オリヴィア・コールマン)を寝室に閉じ込めて徹底的に嫌がらせをするシーン。
離婚目前の夫婦は、豪邸の所有権をめぐってバスルームにカニを投げ入れたり、顔面にオレンジを投げつけたり、ついには火のついた書類を渡したり、銃まで持ち出して嫌がらせの範疇を超えるレベルの“命懸けの夫婦喧嘩”にエスカレート!
そんな中、テオが新たに繰り出したのは、寝ている妻の部屋に爆音で音楽をループ再生し、さらには寝室のカギをロック。部屋の中で絶叫するアイビーに対して「悪いが聞こえない」と満面の笑みを見せており、『SHERLOCK/シャーロック』や『ドクター・ストレンジ』でのクールなイメージを覆すまさに悪魔のようなベネディクトの姿に注目だ。
一度は愛を誓った夫婦でありながら両者一歩も譲らない、まさに“命がけの夫婦喧嘩”を描いた本作は、食欲を刺激しまくる料理や斬新な建築デザインなどハイセンスなビジュアルも見どころ。誰もが自分と重ねながら、愛する人との時間を思い出さずにはいられない、この秋最高のコメディムービーに期待してほしい。
(海外ドラマNAVI)