『THIS IS US/ディス・イズ・アス』でレベッカ・ピアソンを演じたマンディ・ムーアが同作が現実の母親になるための「最高の準備」になっていたと語った。米People誌の独占インタビューで、ドラマでの経験と現実の子育てについて、ユーモアを交えながら語っている。
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レベッカを通じて「子育ての予行演習」
2016年から2022年まで放送された『THIS IS US/ディス・イズ・アス』は、ピアソン家とその家族が長年にわたって経験する浮き沈みを描いたヒューマンドラマ。マンディは、夫ジャック・ピアソンとの間に三つ子をもうけるレベッカを演じ、視聴者から絶大な支持を得た。
現在、夫のテイラー・ゴールドスミスとの間に3人の子ども(息子オーガスト“ガス”・ハリソン、オスカー“オジー”・ベネット、そして娘ルイーズ“ルー”・エベレット)を育てているマンディは、Peopleのインタビューで、ドラマを親の視点から見直すことの面白さについて言及した。
「親になってから番組を見るのは、本当に興味深い経験です」とマンディは語る。共演者のクリス・サリヴァン(トビー役)も、撮影中に父親となり、同じ気持ちを共有しているという。
「シリーズの初期シーズンを振り返ると、“よくもまあ、子育ての何たるかが分かっていたものだ”と感心してしまいます。当時は、おむつの替え方すら知らなかったし、何もかもが手探りでした。今思うと、本当におかしいですね」と、当時の苦労を笑顔で振り返った。
撮影期間中の“記憶の空白”と再発見
また、マンディは多忙を極める撮影の合間に、記憶が曖昧になってしまうエピソードがあったことを明かしている。「だから、これらのエピソードをもう一度見るのは新たな発見で、“ああ、そういえばそんなこともあったな”と驚かされます」と、役者としての経験を改めて新鮮な気持ちで楽しんでいる様子だ。
現在、マンディはRSウイルス感染症予防薬「ベイフォータス」とのパートナーシップを結んでおり、母親としての子育てに対する関心の高さをうかがわせている。ドラマが現実の人生にもたらした影響は、彼女のキャリアを語る上で欠かせない要素となっているようだ。
『THIS IS US/ディス・イズ・アス』はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:People