『ドーソンズ・クリーク』のドーソン役のジェームズ・ヴァン・ダー・ビークがステージ3の大腸癌と闘病していることを公表したことを受け、チャリティイベントとしてキャストの同窓会が開かれる予定だったが、ジェームズが体調不良のため、不参加となることが明らかになった。
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『ドーソンズ・クリーク』ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク、ハリケーンで水没したロケ地に悲痛な思いを語る
1998年から2003年まで放送され、全米の若者を夢中にさせた青春ドラマ『ドーソンズ・クリーク』。同作で映画監督を目指す主人公ドーソンを演じたジェームズ・ヴァン・ダー・ビークが、現在米国南部に甚大な被害をもたらしている大型ハリケーン「フローレンス」が同作のロケ地を襲ったことに、悲痛な思いを伝えている。米Peopleが報…
ジェームズ、大腸がん闘病中にまさかのウイルス感染
イベントは、9月22日にニューヨーク市のリチャード・ロジャース・シアターで一夜限りで開催。
昨年、ステージ3の大腸がんと診断され、現在も闘病中のジェームズ。同窓会イベントの直前に、複数の胃腸ウイルスに襲われるという不運に見舞われたという。Instagramで「2つの胃腸ウイルスに見舞われ、最悪のタイミングで参加できなくなった。本当に楽しみにしていたイベントだった」と無念の思いを語っている。
代役は『ハミルトン』生みの親、リン=マヌエル・ミランダが!
ジェームズの不参加を受けて、『ハミルトン』の生みの親として知られるリン=マヌエル・ミランダが、彼の代役を務めることになった。ミランダは、『ドーソンズ・クリーク』のパイロット版脚本を朗読する企画に参加する。このサプライズに、ジェームズも「あり得ないほど優秀な人」と大喜び。「本当は僕の希望リストの1位だった人」「子どもたちも間違いなく“自分より格上”と思うだろう人」とユーモアを交えてその喜びを表現。「こんな文章、自分で書くことになるなんて信じられないよ」と、自身の役をミランダが演じることになった驚きをファンに伝えた。
ミシェル・ウィリアムズらが発起人、豪華キャストが集結
この同窓会イベントは、ジェン役のミシェル・ウィリアムズが企画を立ち上げたもので、若者の癌患者をサポートする団体「F Cancer」への支援を目的とした一夜限りのもの。ジェームズ本人への支援も兼ねている。
イベントには、ジェン役のミシェル、ジョーイ役のケイティ・ホームズ、ペイシー役のジョシュア・ジャクソンといったおなじみのメンバーが集結し、1998年の第一話のライブリーディングを披露する。さらに、ナレーションは『ハミルトン』オリジナルキャストのレネー・エリース・ゴールドスベリーが担当するなど、ブロードウェイの豪華メンバーも集結し、奇跡の夜を彩ることとなる。
『ドーソンズ・クリーク』は本日時点で日本での配信はなし。DVDリリース中。(海外ドラマNAVI)