大人気シットコム『フレンズ』に登場するカフェ「セントラル・パーク」がニューヨークに常設オープンすることが明らかになった。番組の舞台となったマンハッタンで“本場の一杯”を楽しめるようになる。
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あの溜まり場を現代風にアップデート
これまで期間限定で開催されてきたポップアップを経て、「セントラル・パーク」がニューヨーク・タイムズスクエアに初の常設店をオープンする。カフェは、ロス、レイチェル、モニカ、チャンドラー、ジョーイ、フィービーが集っていた居心地のよい溜まり場を、現代風にアップデートした空間となる。
2025年秋の開業を予定しており、コーヒーや『フレンズ』をイメージしたフードが提供される。メニュー開発にはアメリカの人気リアリティ番組『トップ・シェフ』審査員でシェフのトム・コリッキオが参加。店内にはオレンジ色のソファを再現したフォトスポットや、オリジナルグッズ、持ち帰り用コーヒーブレンドも用意される。
場所は、7番街と47丁目の北東角に位置するタイムズスクエア。「セントラル・パーク」の常設店としては、2023年に開業したボストン店に続く2号店となる。
ワーナー・ブラザース・ディスカバリー・グローバル・エクスペリエンスのピーター・ヴァン・ローデンEVPは、米Varietyに対し次のように語っている。
「セントラル・パークはテレビ史上、最も象徴的なランドマークのひとつです。ボストンでの素晴らしい反響を受けて、タイムズスクエアに出店することは単なる次のステップではなく、“原点への帰還”でもあります。物語が始まったマンハッタンの中心で、世界中のファンが懐かしさと新鮮さを同時に感じられる体験を届けたい。『フレンズ』のレガシーを祝う場所として、ニューヨーク以上にふさわしい都市はありません」
また、セントラル・パークを運営するCenPer Holdingsのポール・ランディーノはこう述べている。「ボストン店で実証されたように、セントラル・パークへの需要は確かに存在します。そしてニューヨークでは、その熱気をさらに大きな規模で展開できます。ファンがカフェでどのように楽しみ、何を気に入り、何をもっと求めていたのか──その声が、タイムズスクエアでの体験づくりに直接生かされています。セントラル・パークが特別なのは、お客様自身が自然と、自分だけの『フレンズ』体験をこのカフェの中で作り上げていける点にあるのです」
(海外ドラマNAVI)