Netflixシリーズ『モンスター』シリーズの第三弾『モンスター:エド・ゲインの物語』で、チャーリー・ハナムが連続殺人犯エド・ゲインを演じる。9月14日(日)、エミー賞2025のレッドカーペットで米Varietyの取材に応じ、役作りの裏側やキャラクターへの印象を明かした。
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「彼は“優しい怪物”」
チャーリーは「演じる前は悪夢を見ていた。最初は“とんでもない役を選んでしまったかもしれない”と思った」と率直に告白。しかし準備を進めるうちに心境が変化したといい、「もちろん彼の行為はおぞましいが、シリーズでは彼の人間らしさも描いている。怪物であることは間違いないが、同時に“優しい怪物”の一人でもある」と語った。
Charlie Hunnam says he had nightmares before starting working on "Monster: The Ed Gein Story" https://t.co/YotjgEvPzj pic.twitter.com/dIa7C1SJiy
— Variety (@Variety) September 14, 2025
舞台は1950年代のウィスコンシン。人骨で家具や衣服を作るなど、実際にゲインが行った猟奇的な犯罪を描き出す。彼の事件は『サイコ』『悪魔のいけにえ』『羊たちの沈黙』といった数々のホラー映画に影響を与え、“現代ホラーの原点”とも呼ばれる存在だ。
製作陣は「孤独、精神錯乱、そして母親への執着が生み出した異常な犯罪」と位置づけており、アメリカの悪夢を定義づけた存在としてゲインの姿を描くことになる。
『モンスター:エド・ゲインの物語』予告編
出演者には、チャーリーのほかエミー賞4度受賞のローリー・メトカーフ(『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』)が母オーガスタ役として出演。さらに、ライアン・マーフィー作品常連のトム・ホランダー(『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』)がアルフレッド・ヒッチコック役、その妻アルマ・レヴィル役をオリヴィア・ウィリアムズ(『ザ・クラウン』)が演じる。
『モンスター:エド・ゲインの物語』はNetflixにて10月3日よりスタート。今シーズンも大きな注目を集めそうだ。(海外ドラマNAVI)