Netflixの人気アンソロジーシリーズ『モンスター』の最新作となる第3弾『モンスター:エド・ゲインの物語』が、10月3日に配信開始されることが決定した。併せて、主演チャーリー・ハナムの姿を捉えたファーストルックとポスターが公開された。
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チャーリー・ハナム、Netflix『モンスター』第3弾で『サイコ』のモデルとなった殺人鬼に
15人以上を手にかけた殺人鬼を描き、Netflix史上稀に見 …
ライアン・マーフィーが描く“新たな怪物”とは?
『サンズ・オブ・アナーキー』で衝動的なバイカー、ジャクソン・“ジャックス”・テラーを演じたことで知られるチャーリーが、今作では1950年代ウィスコンシン州で“プレインフィールドの殺人鬼”として悪名を轟かせたエド・ゲインに変貌を遂げる。
あらすじは次のとおりだ。「連続殺人犯。墓荒らし。狂気の男。1950年代の凍てつくウィスコンシン州の片田舎で、人当たりの良い孤独な男エド・ゲインは、朽ち果てた農場で静かに暮らしていた。しかし、その家にはアメリカの悪夢を塗り替えるほどおぞましい“恐怖の館”が隠されていたのだ」
母への執着と孤独、そして精神の病に突き動かされたゲインの猟奇的な犯罪は、やがて“新たな怪物”を生み出し、ハリウッドのホラー映画に数十年にわたり影響を与えた。『サイコ』『羊たちの沈黙』など、ゲインの残酷な足跡は現代ホラーの原型そのものとなった。
“プレインフィールドの肉屋”とも呼ばれたゲインは、1950年代に二人の女性殺害を自供。さらに墓地から掘り起こした遺体や皮膚を加工し、戦慄の“トロフィー”を作っていたとされる。兄の死を含め他の殺人事件への関与も疑われたが、当局は立件に至らなかった。
Netflixシリーズ『モンスター: エド・ゲインの物語』
10月3日独占配信スタート。『サイコ』の原点となった男。
その名はエド――狂気の裏に隠された戦慄の真実が明らかに。#モンスターエド・ゲインの物語 pic.twitter.com/SP4MsPG177
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) August 27, 2025
キャストには、ゲインの母オーガスタ役のローリー・メトカーフ(『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』)、アルフレッド・ヒッチコック役のトム・ホランダー(『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』)、その妻アルマ・レヴィル役のオリヴィア・ウィリアムズ(『ザ・クラウン』)、さらにアディソン・レイ(『サンクスギビング』)、スザンナ・サン(『THE IDOL/ジ・アイドル』)らが登場。
『モンスター』はこれまで、シーズン1で連続殺人鬼ジェフリー・ダーマー、シーズン2で両親を殺害したメネンデス兄弟の事件を題材にしてきた。現在はシーズン4として、父と継母を斧で殺害した罪に問われたリジー・ボーデンの物語が進行中で、エラ・ベイティ(『フュード/確執 カポーティ vs スワンたち』)が主演、レベッカ・ホールやヴィッキー・クリープスの出演も決まっている。
製作総指揮には、本シリーズを手掛けてきたライアン・マーフィーとイアン・ブレナンに加え、チャーリー自身も名を連ねている。第1弾『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』、第2弾『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』はNetflixにて独占配信中。
チャーリーの代表作『サンズ・オブ・アナーキー』は、Disney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)