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ウィリアム・シャトナー、『スター・トレック』再放送で「1ドルも稼いでない」と衝撃の告白

2025年9月15日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

スター・トレック

『スター・トレック』シリーズのジェームズ・T・カーク船長でおなじみのウィリアム・シャトナーが、ドラマ『スター・トレック/宇宙大作戦』の再放送で「1ドルも稼いでない」と衝撃の告白をしている。

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再放送されていることを知らなかった

英The Telegraphのインタビューでウィリアムは、1966年から3シーズンにわたって放送された『スター・トレック/宇宙大作戦』の再放送から一切収入を得られなかった理由を明かしている。

「再放送のことは誰も知りませんでした。シンジケーション(番組販売)の概念は、『スター・トレック』が打ち切りになった後に組合の誰かが、“ちょっと待って、あの映画や番組を再放送しているぞ”と言って初めて出来たものです。大きなストライキもありました。最終的に、組合が『スター・トレック』終了直後に再放送料を確保しましたが、私は恩恵を受けられませんでした」

つまり、再放送でキャストが収入を得られる仕組みは後から出来たが、ウィリアムは時期的に対象外になったということだ。ウィリアムは2020年にも、オリジナルシリーズを含む1973年以前の作品については、「ロイヤリティが一切支払われない」とSNSに投稿していた。『スター・トレック/宇宙大作戦』からは、映画シリーズや数々のスピンオフが誕生しているが、これはタイミングの問題だったようだ。

ウィリアムは、『スター・トレック/宇宙大作戦』で自分としてはかなり稼いでいると思っていたが、ハリウッド基準で言えば、そうでもなかったと回想。「しかも結婚が破綻しかけていて、子どもが3人いたので、その時は破産状態でした」と語っている。経済的に安定を感じ始めたのは、1970年代以降だったという。

そして、シリーズ打ち切り後の夏に舞台ツアーの会社を立ち上げたとも明かしている。「それは全国的に珍しいことではなく、特に東海岸では一般的です。ケープコッドには村がたくさんあるし、観客を簡単に見つけることができるんです。夏の間は全町を回って各町で1週間ずつ劇場を満席にし、ワンセットのブロードウェイの舞台を上演して何とか生計を立てていました。夏の終わりにロサンゼルスへ戻ると、仕事が次々と舞い込むようになったんです」と振り返っている。

ウィリアムの語る苦労と努力の軌跡から、名作『スター・トレック』シリーズが生まれた背景を改めて感じさせられる。

『スター・トレック』シリーズの最新作『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』Paramount+にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:People





Photo:Instagramアカウント@generaciongeekclより

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海外ドラマNAVI編集部

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