『9-1-1』キャストも！『S.W.A.T.』スピンオフのレギュラーキャスト5人が決定

8シーズンで幕を閉じた人気アクションドラマ『S.W.A.T.』の続編となるスピンオフ『S.W.A.T. Exiles（原題）』が進められていることは当サイトでもお伝えした通り。そんな同作のレギュラーキャストが固まったようだ。米Varietyなど複数のメディアが報じている。

ホンドーが指導する若者たちが明らかに

1970年代のドラマ『特別狙撃隊S.W.A.T.』をもとに、米CBSで2017年に放送が始まった『S.W.A.T.』は、ロサンゼルスを舞台に、シェマー・ムーア（『クリミナル・マインド』）演じるダニエル・“ホンドー”・ハレルソンが率いる特殊武装戦術部隊の活躍を描いた。そして『S.W.A.T.』シリーズフィナーレが本国で放送された直後の今年5月中旬、『S.W.A.T. Exiles』が作られることが判明。ホンドー役のシェマーが続投し、引退生活を余儀なくされていたホンドーが、若者たちの集団をS.W.A.T.チームとして成長させる役割を担うことになるというストーリーだ。

スピンオフ制作決定の報道から4ヵ月近くが経ったこの度、5人のレギュラーキャストが決定した。『9-1-1：LONE STAR』のTK・ストランド役で知られるローネン・ルービンシュタインと『ラ・ブレア』のイジー・ハリス役でおなじみのザイラ・ゴレッキのほか、『ブラック・サイト　危険区域』のルーシー・バレット、『クライモリ』のアダイン・ブラッドリー、『DMZ　ニューヨーク非武装地帯』のフレディ・ミヤレスが起用された。彼らの役名や役柄は不明だが、米Deadlineなど複数のメディアが「これで主要キャストが揃った」なる旨の表現をしており、この5人がホンドーが指導する若者たちを演じるようだ。

ちなみに、米TV Lineは7月に『S.W.A.T. Exiles』が下記のようなキャラクターのキャスティングを行っていると報じていた。配役にあたってキャラクター像を変更したりしていなければ、これらのキャラクター像を5人が担うと思われる。

●サウスセントラル出身のカリスマ性のある黒人元海兵隊員
●過去に発砲に関する疑惑を抱える潜入捜査官
●警察学校を首席で卒業し、デスクワークを断固として拒む義足の女性
●社会性に大きな問題を抱える戦術の天才
●現在は「法執行系インフルエンサー」として活動する元ミスコン女王

また、第1話の監督をケヴィン・タンチャローエンが務めることも明らかに。タンチャローエンは『S.W.A.T.』に携わったことはないものの、『エージェント・オブ・シールド』『THE FLASH／フラッシュ』といったマーベル・DCドラマを数多く担当している。

ショーランナーは『LUCIFER／ルシファー』のジェイソン・ニン。製作総指揮にはシェマーのほかにも、ニール・H・モリッツとパヴァン・シェティという本家に関わっていた人たちが名を連ねる。また、本作のスタッフの多くは、オリジナルシリーズも担当した面々だという。

公式あらすじは以下の通り。「世間の注目を集めた作戦が失敗に終わった後、引退生活を強いられていたホンドーが呼び戻され、未経験で予測不能な若い新人たちで構成された実験的S.W.A.T.チームの指揮を任されることに。ホンドーは世代間のギャップを埋め、ぶつかり合う個性をまとめ、アウトサイダーの集まりを、市民を守ることができる真のチームへと変えていくことができるのか…」

また、この5人のキャスティング報道の前日には、ホンドー以外のオリジナルキャストがスピンオフに登場することも報じられた。ジェイ・ハリントン（デヴィッド・“ディーコン”・ケイ役）とパトリック・セント・エスプリト（ロバート・ヒックス役）が第1話にゲストとして参加するという。

全10話の『S.W.A.T. Exiles』は、本家と同じくロサンゼルスで、9月下旬に撮影開始予定。

『S.W.A.T.』シーズン1～6はU-NEXT、Huluにて配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：米Variety、米TV Line、米Deadline