SFアクション映画『ターミネーター』シリーズでサラ・コナー役という強い女性キャラクターを演じたリンダ・ハミルトン。68歳の彼女は、愛らしい役柄でなければ演じたくないという。米Peopleが伝えている。
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サラ・コナーが最も苦労したのはあの台詞!『ターミネーター:ニュー・フェイト』来日記者会見
生みの親であるジェームズ・キャメロンが製作・原案に携わった、1984年の『ターミネーター』、1991年の『ターミネーター2』に続く正統な続編『ターミネーター:ニュー・フェイト』。11月8日(金)より全国公開となる本作のキャスト5人、アーノルド・シュワルツェネッガー(T-800役)、リンダ・ハミルトン(サラ・コナー役)、…
「映画では笑顔でいたい」
撮影で家をしょっちゅう留守にしたり、あちこちに行ったりすることは気が進まないものの、仕事自体は大好きだと語るリンダ。60代に突入しても精力的に活動しており、2025年11月より配信開始の人気ドラマ『ストレンジャー・シングス』シーズン5にドクター・ケイ役で出演するほか、米Syfyドラマ『レジデント・エイリアン ~宇宙からの訪問者~』にエレノア・マカリスター将軍役で出演中だ。
最近のリンダは仕事を続ける一方、心温まるキャラクターを演じたいと考えているようだ。「エージェントには、“愛らしい役柄じゃなければ、私のところには持ってこないで”って言っているんです。何が愛らしいのか、というのは彼らに解釈させています。もう強い女性役にはうんざり。映画では笑顔でいたいんです。これまでのキャリアを通してずっと、それまで会ったことのない人たちが私に近づいてきては、“あなたって実際に見るとすごく可愛いのね”と言ってくれるんです。それってつまり、映画の中の私は可愛くないってことなのよね。そういう風に言われた時は、“映画の中で私が笑っているところを見たことがないものね”って感じになります」
ファンの中には、彼女の当たり役となった『ターミネーター』のキャラクターとリンダ自身を重ねて見る人もいるそうで、「まるで私が(サラ・コナーのように)世界を救ったかのごとく接してくれる人もいます。それは素晴らしいことですが、“私が本当に世界を救ったわけではない”と伝えなければなりません」と付け加えた。
ゴールデン・グローブ賞やエミー賞のノミネート経験もあるリンダは、笑いながらこう語る。「私は医者と司法機関関係者を輩出した家族の出身だけど、その中で何も成し遂げなかった人間だと人に話すのが好きなんです。家族の中では、私は何者でもないんです」
そんなリンダの家族は少し前に新たな一員を迎えている。およそ半年前に初孫が生まれたのだ。二人の子どもの母でもある彼女は、初孫である男の子について「本当に可愛いんです。まるで昔からお互いに知っていたような気がします。シングルマザーで子育てに忙しすぎたからなのか、子どもに対してはそういう感覚を覚えた記憶はないんですが、孫と見つめ合うと不思議な感覚にとらわれるんです。素敵ですよね」と話した。
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参考元:米People