英BBCの大ヒット英国ミステリー『SHERLOCK／シャーロック』の共同クリエイターで、マイクロフト・ホームズ役を演じたマーク・ゲイティスは、以前に映画版を製作したいと語っていたが、このシリーズが何らかの形で復活する可能性はあるのだろうか？ その点についてゲイティスが本音を明かしている。
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『SHERLOCK／シャーロック』が復活する可能性
2010年にBBCで放送スタートした『SHERLOCK』は3シーズンにわたって製作された後、2015年の特別編『SHERLOCK／シャーロック 忌まわしき花嫁』で幕を閉じた。それ以来、続編を望む声が絶えないなか、イタリア・グローバル・シリーズ・フェスティバルのステージに登壇したゲイディスが、『SHERLOCK』について、TVシリーズや映画として復活する可能性に消極的な姿勢を見せた。
さらにゲイティスは、新シーズンが製作されなかった理由について、シャーロック・ホームズ役のベネディクト・カンバーバッチとジョン・ワトソン役のマーティン・フリーマンが、「もう続編をやりたくなかった」からだと答えている。
ゲイティスは、コロナ禍で二人に映画化を持ちかけたことを明かし、「そのアイデアには二人とも乗り気でしたが、実現には至りませんでした」と回想。さらに、「時が来たことを認めることは大切です。時が来て、そこで止まってしまうこともあります。それは何も悪いことではありません。過去へ戻るのは、往々にして非常に難しいことなのです」と付け加えている。
以前にもゲイティスは、続編や映画化を望みながらも、「全員を集めるのは非常に難しい」と指摘していた。残念ながら、『SHERLOCK』の復活は期待できないようだが、シャーロック・ホームズ関連の作品は次々に製作されている。
ホームズの青年時代を描く『Young Sherlock（原題）』が待機中で、ジョン・ワトソンを主人公に描く米CBSのドラマ『Watson（原題）』はシーズン2へ更新が決定。米CWでは、父親としてのシャーロックを描く『Sherlock & Daughter（原題）』シーズン1の放送が終了したばかり。その他にも、ガイ・リッチー監督の映画『シャーロック・ホームズ』シリーズ第3弾と、違うキャラクターにフォーカスしたスピンオフドラマの企画が進行中で、『エノーラ・ホームズの事件簿3』も控えている。
『SHERLOCK／シャーロック』はHuluにて配信中。（海外ドラマNAVI）
参考元：Deadline
