HBOの人気ドラマシリーズ『ビッグ・リトル・ライズ』で、ニコール・キッドマン演じるセレステの暴力的な夫ペリー・ライトを演じたアレキサンダー・スカルスガルドが、役作りやニコールとの共演に抱いていた不安を明かした。
(以下、ネタバレを含みます)
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とても恵まれた環境だから…
6月24日、ポッドキャスト番組『Dinner’s on Me(原題)』に出演したアレキサンダーは、シリーズを通して描かれた“複雑で闇のある関係性”について振り返りながら、「完全な自信があったわけではない」と正直な胸の内を語った。
「実は僕、かなり自己不信があるタイプなんだ。『ビッグ・リトル・ライズ』に参加したときも、“絶対できる”という自信なんてなかったよ」と告白。
「“よし、やれるぞ”なんて気持ちではなくて、ただ脚本が本当に素晴らしかった。ページの中に関係性がきちんと描かれていたから、そこに飛び込んでみようと思えたんだ」と振り返った。
それでも彼が出演を決めた最大の理由は、ニコールとの共演だったという。「彼女は間違いなく最高の俳優の一人。そのニコールと一緒に、こんなにも複雑で闇の深い関係性を探求できるなんて、信じられないほど貴重な機会だった」
「“なんて恵まれているんだ”って思ったし、ワクワクもしたけど、同時に“自分は詐欺師なんじゃないか”って感じる瞬間もあった」と本音を明かしている。
シーズン1でペリーは死亡したものの、アレキサンダーはシーズン2にも登場。ニコールも過去に「彼は最高の演技パートナーだった」と称賛しており、「彼は役に求められているすべてを出し切ってくれた。愛、暴力、恥、否認、裏切り…感情のすべてを一緒に表現してくれた」と語っている。
現在制作が進行中とされるシーズン3に、アレキサンダーが再び登場するかどうかは不明。『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン1~2はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)