目の見えない弁護士がヒーローとして活躍するNetflixの人気マーベルシリーズ『デアデビル』が、Disney+で『デアデビル:ボーン・アゲイン』として復活。チャーリー・コックスが引き続き主人公のデアデビル/マット・マードックを演じているが、彼には新作シリーズの中で満足できていないエピソードがあるようだ。米Varityが伝える。
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ダークで過激なアクションだけじゃない!海外ドラマファンも納得の『デアデビル:ボーン・アゲイン』の“ドラマ”の魅力
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フォギーとカレンの生存をめぐる噂と、残されたエピソード
リブート版がリリースされる前に、実はエルデン・ヘンソン演じるフォギーと、デボラ・アン・ウォール演じるカレン・ペイジがスクリーンの外で亡くなるという噂が広まっていた。最終的にシリーズは作り直されることとなったが、チャーリーによると、変更されることなくそのまま進行したエピソードがあるのだという。それが、第5話の「マスクの力」だ。
米The Playlistのインタビューに応じたチャーリーは、「興味ないかもしれませんが、これだけは言わせてください。全く変更されなかったエピソードがあるのです」と説明。「それは銀行のエピソードで、これはオリジナルの一部でした。ストライキの前に撮影していて、元々の草稿の一部なのですが、正直なところ、私はあまり気に入っていませんでした」
「1970年代のゲームのよう」チャーリーが語る不満点
問題のエピソードでは、マット(デアデビル)が、法律事務所の事業ローンを申請しようとしている最中に銀行強盗に巻き込まれる様子が描かれる。チャーリーはそのエピソードを「シーズンの中で一番好きではない」と語り、「できる限り反対しました」と付け加えた。
「まるで1970年代のゲームのように感じました」とチャーリーは語る。「今の時代では、テクノロジーが進みすぎているので、あのやり方は通用しません。それに、強盗に使わせた装置も十分に洗練されているとは思えませんでした」
彼は続ける。「あのエピソードには本当に反対したのですが、多くの人からはあのエピソードが好きだと聞くので、わからないものですよね。すごく主観的で、みんなの好みは違うということですね。それに、あのエピソードは最も評価されているエピソードの一つだと聞いています。Disneyの番組の中でも最も高い評価だそうです」
俳優と視聴者の間で評価が分かれるエピソードが存在するというのも、興味深いところである。マットの思いとは裏腹に高い評価を得たエピソードを含む『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン1は、Disney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Variety