
米CBSにて、2002年より10シーズンにわたって放送された人気犯罪捜査ドラマ『CSI:マイアミ』。そのシーズン1~3にかけて登場した捜査チームの一員ティム・スピードル(ロリー・コクレイン)は、なぜ殺されてしまったのだろうか?
降板したかった理由は…
『CSI:科学捜査班』の初スピンオフとなる『CSI:マイアミ』は、多文化が交わる常夏のマイアミを舞台に、元殺人課刑事のホレイショ・ケイン(デヴィッド・カルーソー)率いる捜査官チームが事件の解決に挑んでいくシリーズ。
そのシーズン3第1話「永遠の旅立ち」では、ホレイショとスピードルが捜査の一環として宝石店に到着したが、突然銃を持った男に銃を向けられてしまう。ホレイショとスピードルは銃を抜いたが、スピードルの銃は弾詰まりで発砲できず、彼は男に胸を撃たれてホレイショの腕の中で息を引き取った。
米Chicago Tribuneによると、スピードルの死は、同役を演じたロリー・コクレインが、他のプロジェクトに取り組むために降板を望んだからだという。また、番組の撮影が長時間にわたり大変だったこと、ニューヨークに住んでいる家族と撮影中に会えないことも、降板の理由として挙げられている。
ロリーの降板は友好的なものだったが、とはいえ、彼はスピードルの死に方に満足していた訳ではないようだ。Chicago Tribuneのインタビューでロリーは、「スピードルの最期はつまらない」とコメントし、「脚本家は、もう少し想像力に富んだものを考え出せたかもしれません」と語っていた。
『CSI:マイアミ』を降板後、ロリーは人気ドラマ『24 TWENTY FOUR』シーズン3で、米軍事政策にかかわる大物ジョナス・ホッジスの右腕、グレッグ・シートン役を好演。また、ベン・アフレックが主演・監督を務めた映画『アルゴ』ではリー・シャッツ役を演じ、全米映画俳優組合賞を受賞した。その他にも、実話を基にしたギャング映画『ブラック・スキャンダル』で、ジョニー・デップ扮するジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーの側近スティーヴン・フレミ役を演じ、現代西部劇ドラマ『イエローストーン』などにも出演して活躍を続けている。
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