『デクスター』新作シリーズに『ゲーム・オブ・スローンズ』スターが参加

1月中旬より撮影中の人気ドラマ『デクスター ~警察官は殺人鬼』の新シリーズ『Dexter: Resurrection(原題)』に、続々と豪華キャストが加わっている。米Deadlineなど複数のメディアが伝えた。

裏の顔を持つミステリアスな富豪役

『デクスター ~警察官は殺人鬼』の主人公は、普段マイアミメトロ警察の血痕専門鑑識官として働くものの、実は殺人衝動を抱える連続殺人鬼のデクスター・モーガン。警官だった義父はデクスターが幼い頃のトラウマからその衝動を抑えられないと理解し、法の網を逃れた犯罪者たちをターゲットにするよう指導。そうやってデクスターは様々な凶悪犯罪者と対決することになる…という斬新なストーリーだ。

米Showtimeにて2006年から2013年まで8シーズンにわたって放送されたデクスターの物語は、2021年にミニシリーズの続編『デクスター:ニュー・ブラッド』として復活。そして、『~ニュー・ブラッド』直後から描かれるのが今回の新シリーズ『Dexter: Resurrection』だ。

この新たな作品のレギュラーを務めるのは、シリーズ当初からデクスターを演じるマイケル・C・ホールのほか、本家に登場していたデクスターの義父ハリー・モーガン役のジェームズ・レマーとデクスターの同僚である殺人課刑事エンジェル・バティスタ役のデヴィッド・ザヤス、『~ニュー・ブラッド』に出てきたデクスターの息子ハリソン・モーガン役のジャック・アルコット。

先月には新キャストとしてユマ・サーマン(『パルプ・フィクション』『キル・ビル』シリーズ)が報じられた。彼女の役柄はミステリアスな富豪レオン・プレイターの警備主任であり有能な右腕を務めるチャーリー。元特殊部隊の隊員である彼女は、過去にも多くの要人の警備を担当してきたキャラクターだという。

さらにこの度、チャーリーが警備に当たる富豪のレオン・プレイター役にピーター・ディンクレイジ(『ゲーム・オブ・スローンズ』)が起用されたことが明らかに。レオン・プレイターは投資で巨額の富を築き、世間からは寛大な博愛主義者として知られるが、裏では悪だくみをしている人物とのこと。『ゲーム・オブ・スローンズ』のティリオン・ラニスター役で4つのエミー賞をはじめ多くの賞を手にしたピーターが、クセの強そうなプレイターをどうやって演じるのか楽しみだ。

『デクスター』シリーズに初期から関わってきたクライド・フィリップスがショーランナーを担う。そして監督には、同じくシリーズに初期から携わってきたマルコス・シーガ、『シカゴ・ファイア』のガブリエラ・“ギャビー”・ドーソン役で知られ、近年は監督としても活動するモニカ・レイモンドが名を連ねる。

『Dexter: Resurrection』は2025年夏リリース予定。『デクスター ~警察官は殺人鬼』全8シーズンと『デクスター:ニュー・ブラッド』はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety米Deadline

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