『シカゴ』シリーズ最新クロスオーバーの見どころをキャストが明かす

ヒットメイカーのディック・ウルフが贈る『シカゴ』シリーズ3作品の5年ぶりとなるクロスオーバー・エピソードが現地時間1月29日に米NBCで放送される。そのクロスオーバーについて『シカゴ P.D.』のアダム・ルゼック役パトリック・ジョン・フリューガーが語った。

 

地に足がついた物語でキャラクター重視の内容

『シカゴ』シリーズとは、消防局が舞台の『シカゴ・ファイア』、警察特捜班の活躍を描く『シカゴ P.D.』、医療センターの救急部門にフォーカスした『シカゴ・メッド』の三作からなる人気フランチャイズ。

TV Insiderとのインタビューで、パトリックは今回のクロスオーバーの方向性について、これまでのクロスオーバーよりも地に足の着いたものになると明かした。救出シーンだけに焦点を当てるのではなく、登場人物たちの人間関係を掘り下げ、彼らの個人的なつながりについて新たな視点を視聴者に提供するという。

彼のコメントは以下の通り。

「詳しい内容はあまりお伝えできませんが、これまでのクロスオーバーと比べると、今回のものは「ドカン!」や「バン!」といった派手なアクションが少ないかもしれません。しかし、その分、非常に地に足がついた物語で、キャラクター重視の内容になっています。久しぶりの3部作のクロスオーバーとして、今回はキャラクターやその関係性にしっかり焦点を当てることができて、うまくやれたと思います。登場人物たちは同じ街で働いていて、頻繁に顔を合わせます。職種は違えど、互いに大きな敬意を持ち、時には深い思いやりを持つ者もいます」

「だから、視聴者としては“そういう関係なの?”と驚くかもしれないけれど、実際には多くの人たちがファーストネームで呼び合うほど親しい間柄なんです。それは彼らが非常に密接に、頻繁に一緒に仕事をしているからこそ生まれる関係です。そういった関係性を、シカゴシリーズの世界に再び取り入れられることにワクワクしています」

5年ぶりとなるクロスオーバー・エピソードの日本上陸も期待したい。『シカゴ』シリーズは、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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