英国ミステリー『ヴェラ ~信念の女警部~』最終章の内容とは?

来たるシーズン14をもって終了することが決まっている英国ミステリー『ヴェラ ~信念の女警部~』。そのファイナルシーズンの内容などを、英Radio Timesが明かしている。

ラスト2話のあらすじが明らかに

英ITVで2011年に始まった『ヴェラ ~信念の女警部~』は今年4月、シーズン14をもって幕を下ろすことが発表された。以来ファンたちは、ブレンダ・ブレシンが長年演じてきた主人公ヴェラ・スタンホープにどのようなラストが用意されるのかに対して熱い視線を注いできた。

この度、ITVがクリスマスシーズンに向けたラインナップを公開し、その中で本作の最終章のあらすじやエピソードタイトルも明らかに。「Inside(原題)」と「The Dark Wives(原題)」の2話構成で、心を揺さぶる殺人事件をめぐる謎と、ヴェラの個人的な旅の感動的な物語が交差する内容になるという。

シーズン14の全2話それぞれのあらすじは以下の通り。

「最初のエピソードで、ヴェラは若い男の死体が釣り人によって発見されたことからタイン川沿いに向かう。調べていくにつれて、壊れた関係、秘密の恋愛、恨みや後悔、詐欺などが浮上。元受刑者は冷たい裁きを下されたのか、それとも彼の死にはもっと深い理由が隠されているのか…」

「最終エピソードでは、故郷の伝説的な石のモニュメントの傍で遺体が見つかり、ヴェラは馴染みのある場所に戻ることに。子どもの頃の思い出が詰まったこの場所で、ヴェラは明るく若い学生がなぜ暴力的に襲われ、自宅から遠く離れた場所に放置されたのかという謎を解明するために懸命に働かなければならなくなる」

なお、最終シーズンの撮影は今年7月にすでに終了している。

番組終了発表当時、78歳のブレンダは次のような声明を発表していた。「『ヴェラ』で働くのは最初から最後まで楽しかったので、さよならを言うのは寂しいです。でも、この14年間に成し遂げたことを誇りに思っています。ヴェラを生み出した素晴らしい原作者のアン・クリーヴスと、私をこの役に抜擢してくれたエレイン・コリンズに一生感謝し続けます。プロデューサー、キャスト、スタッフは素晴らしい人たちばかりでした。寂しくなりますが、彼らの才能、私たちが分かち合った仲間意識、笑い、優しさ、そしてロケ地だったイギリス北東部の人々や世界中のファンとの間に生まれた友情は忘れません。心からありがとう」

(海外ドラマNAVI)

参考元:英Radio Times